明治安田生命J1リーグ第9節 放送日程・見どころ
8月8日
18:00 清水エスパルス vs 北海道コンサドーレ札幌（J1）
前節は引き分けに終わったものの、主体的にボールを握って相手を圧倒した清水エスパルス。ホームでの北海道コンサドーレ札幌戦は過去4年全敗、加えて昨季は0-8の屈辱的な大敗を喫したが、これまでの姿とは変わったところを勝ち点3で示したい。
ホーム3連戦を終えた札幌は、前線で起用されているMF荒野拓馬が好調。Jリーグ通算200試合目の出場となった前節は2得点の活躍だけでなく、試合終盤にはアンカーに入って最後尾から攻撃を組み立てた。屋台骨を支える27歳にはこの試合も注目が集まりそうだ。
18:00 名古屋グランパスvs 浦和レッズ（J1）
今季名古屋グランパスに加入したFW金崎夢生は、2016年から4年連続で浦和レッズ戦に得点中。待望の今季1号を相性の良い相手から決めて、前節今季初黒星を喫したチームを再び上向かせることができるか。
そんな金崎を迎え撃つ浦和は、ディフェンスラインの柱として欠かせない存在となっているDFトーマス・デンが鍵を握りそうだ。アウェーの名古屋戦では過去2年完敗を喫しているだけに、相手攻撃陣の自由を奪ってカウンターにつなげたい。
18:30 鹿島アントラーズ vs サガン鳥栖（J1）
エヴェラウドのハットトリックなどで大分トリニータに逆転勝ちし、最下位を脱出した鹿島アントラーズ。セットプレーからの失点が多いことは気がかりだが、頼れるエースストライカーを中心に今季初の連勝を狙う。
サガン鳥栖は前節FC東京を3-2で退け、待望の今季初勝利。20歳のFW石井快征が2試合連続ゴール、16歳のDF中野伸哉はクラブ最年少でJ1デビューを飾るなど、故障者が多いチームを若手が支えている。勢いそのままにカシマスタジアムで2014年以来の勝利を挙げられるか。
19:00 川崎フロンターレ vs 大分トリニータ（J1）
首位の川崎フロンターレは、クラブ新記録の7連勝と向かう所敵なしの勢い。現在クラブの通算得点数でジュニーニョ（2011年まで在籍）と並ぶFW小林悠が、単独最多となる111得点目を決めるかどうかも焦点だ。
失点を重ねて4連敗となってしまった大分トリニータは、足元の技術が光るGK高木駿に注目。最後尾でのボール回しから高い精度のパスを繰り出し、川崎Fの守備に風穴を開けることができるか。
19:00 横浜F・マリノス vs 柏レイソル（J1）
ロケレン（ベルギー）から横浜F・マリノスに加入したDF小池龍太にとって、柏レイソルは欧州移籍への足がかりをつかんだ愛着あるクラブ。前節リーグ2位の走行距離を記録した運動量を武器に、今季初となる連勝をチームにもたらすことができるか。
4連勝中の柏はFWオルンガが4試合連続得点中。5線連発となれば、ベンチーニョが1995年に記録したクラブ最長記録に並ぶことになる。ベシクタシュ（トルコ）が獲得に興味を示す報道も出る中、この一戦でも最注目の存在となりそうだ。
19:00 ガンバ大阪 vs 横浜FC（J1）
3位につけるガンバ大阪の注目はMF小野瀬康介。横浜FCにはジュニアユースから11年在籍し、高校3年時にはJ2で当時クラブ史上最年少のデビューを飾った。愛着ある古巣とのJ1初対戦で存在感を発揮できるか。
そんな小野瀬のクラブ記録を塗り替えたのは、2018年に16歳でトップでの出場を果たしたMF斉藤光毅（横浜FC）。ジュニアユースからの生え抜きで、年代別日本代表に名を連ねる点も小野瀬と同様だ。“先輩”のホームに乗り込む一戦で、チームを勝利に導きたい。
19:00 ヴィッセル神戸 vs ベガルタ仙台（J1）
ヴィッセル神戸のFWドウグラスは、ここまでJ1通算99試合49得点。節目のゲームに臨むエースにとっては、過去3年で5勝1分けと圧倒するチームの相性の良さも味方しそうだ。
3連敗で15位まで順位を落としたベガルタ仙台は、特別指定選手のDFアピアタウィア久が前節J1デビュー。191cmの長身を生かした空中戦は迫力があり、シマオ・マテが離脱している最終ラインの新たなピースとしても期待したい。
8月9日
18:00 サンフレッチェ広島 vs 湘南ベルマーレ（J1）
5試合ぶりの白星を完封でマークしたサンフレッチェ広島は、負傷離脱していたMF柏好文、エゼキエウが戦列復帰。ホームでは1998年の敗戦を最後に8勝3分け0敗（J2含む）と圧倒している湘南ベルマーレ戦で、再び勝ち点3獲得といきたいところだ。
一方の湘南は、ここまでチーム最多の3得点を挙げているFW石原直樹に期待。広島は在籍した2012〜14年の3シーズンで27ゴールをマークした古巣でもある。高い枠内シュート率（85.7%）を誇る点取り屋の活躍で、最下位脱出を狙いたい。
19:00 セレッソ大阪 vs FC東京（J1）
加入1年目ながらロティーナ戦術に順応し、セレッソ大阪にとって欠かせない存在となっているのがMF坂元達裕。前節は決勝点となるPKを獲得してチームの2位浮上に貢献した。中学年代にはFC東京U-15むさしに所属していただけに、この一戦にかける思いも強そうだ。
対するFC東京は前節3失点を喫し、サガン鳥栖に今季初白星を献上。チャンスメークでチームに貢献しているFW永井謙佑にも、そろそろゴールが欲しいところだ。C大阪のビルドアップを高い位置で分断し、2006年以来となるアウェーゲームでの勝ち点3をつかみたい。
順位表
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