プロ入りからここまでコンスタントにピッチに立ち、所属したどのクラブでも絶対的な守護神の地位を確立してきたGK西川周作。そんな男のプロキャリアのスタートは、アカデミー時代から育ってきた大分トリニータだった。
ルーキーイヤーの2005年はワールドユースから帰国後にポジションをつかみ、2006シーズンは開幕スタメンを飾る。その年の終盤に負傷すると翌年にも影響して出場機会が激減したが、2008年に完全復帰すると北京オリンピックにも参加した。
大分でのラストシーズンとなった2009年に自身初のフルタイム出場を果たすと、2010年から加入したサンフレッチェ広島でもレギュラーを獲得。2013年までの4年間で欠場した試合はわずか1試合で、2012年にはベストイレブンに選ばれるなど2度のリーグ制覇に貢献した。
そして2014年から加わった浦和レッズでも守護神として君臨。2017年のAFCチャンピオンズリーグ優勝など多くのタイトルを獲得し、自身としてもJリーグ記録となる7試合連続完封やJ1通算450試合出場など多くの記録を成し遂げた。また、日本代表としてブラジルワールドカップのメンバー入りを果たしている。
キャプテンに就任して2年目となる今季、リカルド・ロドリゲス監督の下、大きく変わろうとしてるチームを最後尾から支える。
プレースタイル
Jリーグ全体を見渡しても総合力はトップクラスのGKである。シュートセーブ、クロスキャッチはともに安定感が高く、チームメイトからの信頼は高い。
そして、この男の代名詞である左足のキックは精密機械の如く正確無比。ボールをキャッチしてから素早く繰り出すパントキックで一気にビッグチャンスへと結びつけ、アシストを記録したこともある。15年以上ほとんどの試合でゴールマウスを守ってきた体は丈夫で大きなケガがないことも魅力だ。
動画:プレー&セーブ集
プロフィール・経歴
西川周作/Shusaku NISHIKAWA
1986年6月18日生まれ 183cm・81kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2005 | 大分トリニータ | 21試合・0得点 |
2006 | 大分トリニータ | 30試合・0得点 |
2007 | 大分トリニータ | 11試合・0得点 |
2008 | 大分トリニータ | 22試合・0得点 |
2009 | 大分トリニータ | 34試合・0得点 |
2010 | サンフレッチェ広島 | 34試合・0得点 |
2011 | サンフレッチェ広島 | 34試合・0得点 |
2012 | サンフレッチェ広島 | 34試合・0得点 |
2013 | サンフレッチェ広島 | 33試合・0得点 |
2014 | 浦和レッズ | 34試合・0得点 |
2015 | 浦和レッズ | 34試合・0得点 |
2016 | 浦和レッズ | 34試合・0得点 |
2017 | 浦和レッズ | 34試合・0得点 |
2018 | 浦和レッズ | 34試合・0得点 |
2019 | 浦和レッズ | 33試合・0得点 |
2020 | 浦和レッズ | 34試合・0得点 |
2021 | 浦和レッズ | 32試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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