卓越したゴールセンスを誇る興梠慎三は宮崎県の強豪・鵬翔高校を卒業後、常勝軍団・鹿島アントラーズに加入。1~2年目はあまり出場機会に恵まれなかったが、柳沢敦やマルキーニョス、田代有三らJリーグ屈指のストライカーたちとポジションを争いながらメキメキと力を付けた。
プロ3年目の2007シーズンには22試合6ゴールの数字を残してレギュラーを獲得。その2年後には自身初の2ケタゴールを記録するなどエースに成長し、多くのタイトル獲得に貢献した。
そして13年には当時の指揮官だったミハイロ・ペトロヴィッチ監督の強い希望もあり浦和レッズに電撃移籍を果たすと、攻撃的なサッカーを標ぼうするチームにおいて1トップの位置で絶対的な地位を確立。ペトロヴィッチ監督退任後もエースの座を譲ることはなく、最前線に君臨。2020シーズンでは史上6人目のJ1通算150ゴールと史上初の9年連続で2ケタ得点を達成した。またクラブの最多得点記録も更新中だ。今年で35歳を迎えるベテランストライカーだが、そのゴールへの嗅覚はまだまだ衰えを知らない。
プレースタイル
右足、左足、そして頭と、どこからでもゴールネットを揺らせる点取り屋。ペナルティーエリア内での駆け引きと集中力は日本人選手の中でも群を抜いており、あらゆる得点パターンを兼ね備える。
また、ポストワークやボールキープも秀逸で攻撃の起点やボールの収まり所となりチームを支える頼もしい存在。今季から率いるリカルド・ロドリゲス監督の下、チャンスが増えることは予想されるだけに初の得点王も夢ではない。
動画プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
興梠慎三/Shinzo KOROKI
1986年7月31日生まれ175㎝・72kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2005 | 鹿島アントラーズ | 8試合 |
2006 | 鹿島アントラーズ | 10試合 |
2007 | 鹿島アントラーズ | 22試合・6得点 |
2008 | 鹿島アントラーズ | 29試合・8得点 |
2009 | 鹿島アントラーズ | 32試合・12得点 |
2010 | 鹿島アントラーズ | 30試合・8得点 |
2011 | 鹿島アントラーズ | 31試合・4得点 |
2012 | 鹿島アントラーズ | 30試合・11得点 |
2013 | 浦和レッズ | 33試合・13得点 |
2014 | 浦和レッズ | 31試合・12得点 |
2015 | 浦和レッズ | 26試合・12得点 |
2016 | 浦和レッズ | 30試合・14得点 |
2017 | 浦和レッズ | 33試合・20得点 |
2018 | 浦和レッズ | 33試合・15得点 |
2019 | 浦和レッズ | 31試合・12得点 |
2020 | 浦和レッズ | 30試合・10得点 |
2021 | 浦和レッズ | 20試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日時点)
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