試合の概要
ここまでの8試合で5勝2分け1敗のリヴァプールと、同6勝2敗で首位につけるレスターがアンフィールドで激突する。
リヴァプール(3位 勝点17 | 5勝2分け1敗 | 18得点16失点)
王者リヴァプールは前節、公式戦6連勝を目指してマンチェスター・シティと対戦。サディオ・マネが獲得したPKをモハメド・サラーが決めて先制したものの、31分にガブリエウ・ジェズスにゴールを割られて同点。相手のPK失敗もあって敗戦こそ免れたものの、勝ち点1の獲得にとどまった。
チームは現在、負傷者トラブルに見舞われている。フィルジル・ファン・ダイクの長期離脱に加えて前節でアレクサンダー=アーノルドも負傷。さらにインターナショナルマッチウィーク中には、ジョー・ゴメスがイングランド代表活動中に負傷して手術を強いられ、今季の大半を欠場する見込みとなった。そのうえ、ジョーダン・ヘンダーソンも同代表から途中離脱し、モハメド・サラーは新型コロナ検査で陽性判定を受けたことで今回の試合を欠場する。
代表ウィーク前の時点では、チアゴ・アルカンタラとファビーニョも負傷離脱となっていたことから、この試合に向けては彼らがどの程度回復しているかが重要に。トップチームの約10選手が起用できない中、ユルゲン・クロップ監督は直前まで頭を悩ますことになりそうだ。
注目選手:南野拓実
前節は今季初めてベンチからもはずれた南野だが、サラーだけでなく引き続きチアゴとヘンダーソンも起用できないことになれば、中盤の枚数不足もあってベンチには復帰できそうだ。代表ウィーク中には、パナマ代表戦で自ら獲得したPKをしっかりと決めて勝利に貢献。ここでチャンスを与えられた場合、獲得に活かしておきたい。
予想スタメン(4-2-3-1)
- GK:アリソン
- DF:ネコ・ウィリアムズ、マティップ、フィリップス、ロバートソン
- MF:ミルナー、ワイナルドゥム、ナビ・ケイタ
- FW:ジョタ、フィルミーノ、マネ
レスター(1位 勝点18 | 6勝2敗 | 18得点9失点)
一方のレスターは前節、エースであるジェイミー・ヴァーディの決勝弾により、ウォルヴァーハンプトンに1-0で勝利。今季はヨーロッパリーグにも参戦しているチームだが、これで公式戦6連勝とした。
今回の試合に向けては、各国代表の主力としてプレーする選手がリヴァプールよりも少ないという点でもアドバンテージに。代表ウィーク前に負傷で離脱していた、チームの要であるウィルフリード・エンディディとチャグラル・ソユンチュの状況は不透明だが、リカルド・ペレイラとティモシー・カスターニュの復帰は近づいているとみられる。
対リヴァプールは昨年ボクシング・デイに行われた直近の0-4で敗れた試合を含め、ここ6戦で1分け5敗と厳しい成績。相手が多くの主力を欠くここをチャンスを捉え、積極的に勝ち点3を狙って首位をキープしたい。
注目選手:ジェイミー・ヴァーディ
レスターの注目選手は何といってもエースのヴァーディだろう。来年1月に34歳となるストライカーだが、今季もここまでリーグ戦7試合で8ゴールを記録し、得点ランキング首位タイに位置。十分な休養を取ったこともあり、ここは待ち前のエネルギッシュな動きで、レギュラーのうち少なくとも3選手が不在となるリヴァプール最終ラインを翻弄したい。
予想スタメン(3-4-2-1)
- GK:シュマイケル
- DF:フォフォナ、エヴァンズ、フックス
- MF:ジャスティン、ティーレマンス、N・メンディ、マディソン、プラート、オルブライトン
- FW:ヴァーディ
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2020年11月23日(月)日本時間4:15
- 会場:アンフィールド
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