チェルシーの下部組織出身であるランプティ。チェルシーでは順調にカテゴリーを上げ、2019-20シーズンにトップチームデビュー。プレミアリーグ1試合、FAカップ2試合に出場した。だが2019年夏、さらなるチャンスを求めてブライトンへ完全移籍することとなる。
すると、一定のチャンスを得てリーグ戦8試合で1アシストという結果を残した。迎えた2020-21シーズンは開幕からスタメンの座を確保。開幕から3試合連続でアシストを記録するなど、攻撃面で存在感を放っている。
20歳という若さもあり、バイエルンやアトレティコ・マドリード、セビージャといった強豪クラブも獲得を狙っており、今後のキャリアに注目が集まるところだ。
育成年代のイングランド各代表でプレー。現在はU-21イングランド代表に招集されており、2020年9月に初出場を果たした。
プレースタイル
右サイドバックを本職とするランプティだが、育成年代では右サイドハーフを任されていた。ブライトン移籍後は右サイドバックに定着している。
164センチと非常に小柄であるため、空中戦では狙われることもあるが、補って余りあるスピードを武器とする。積極果敢な攻撃参加で、チームの攻撃に厚みを加える。正確なクロスも備えており、アシストもコンスタントに記録している。
11月時点で、1試合あたりのドリブル数はリーグのDFでトップ、クロス精度でも2位となるなど、プレミアリーグ随一のSBに成長しつつある。
動画：プレー集
プロフィール・経歴
タリック・ランプティ／Tariq Lamptey
2000年9月30日生まれ 164cm 利き足：右
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2016-17 | チェルシーU-18 | 3試合・0得点 |
| 2017-18 | チェルシーU-18 | 21試合・1得点 |
| 2018-19 | チェルシーU-23 | 11試合・1得点 |
| 2019-20 | チェルシー | 1試合・0得点 |
| 2019-20 | ブライトン | 8試合・0得点 |
| 2020-21 | ブライトン | 7試合・1得点 |
※成績は国内リーグ（2020年11月3日現在）
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