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【注目選手】稀代のスピードスター、ピエール=エメリク・オーバメヤン | アーセナル | プレミアリーグ

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【注目選手】稀代のスピードスター、ピエール=エメリク・オーバメヤン | アーセナル | プレミアリーグDAZN
【欧州・海外サッカー注目選手】2019-20シーズンのプレミアリーグで得点ランキング2位の17ゴールを挙げているピエール=エメリク・オーバメヤン。アーセナルのエースの経歴やプレースタイル、そして動画でのプレー&ゴール集を紹介する。

第25節終了時点でわずか6勝(1912-13シーズン以来のワースト記録)。その後に無傷の3連勝と持ち直したものの、プレミアリーグ9位と低迷しているアーセナルで、主砲のピエール=エメリク・オーバメヤンが孤軍奮闘している。序盤からコンスタントにネットを揺らし、得点ランキング2位の17ゴールを挙げているのだ。

シーズン途中からキャプテンの重責も担うエースは、ここまで出場26試合中14試合で得点を記録している。ヨーロッパリーグ(EL)を含む公式戦の成績は32試合出場・20得点。CFから左ウイングに主戦場を移した後半戦もペースを落とさない点取り屋に、レアル・マドリーやパリ・サンジェルマンが関心を抱いているのはもはや公然の秘密だろう。

年齢的にも脂の乗り切った“スピードスター”の今季初得点が生まれたのは、ニューカッスルとのプレミア開幕戦。右サイドからのクロスを絶妙なトラップで収めると、飛び出してきたGKの脇を冷静に抜いた。続くバーンリー戦でのゴールも忘れがたい。自らドリブルで持ち込み、エリア外から豪快に右足を振り抜いた一撃だ。

第3節リヴァプール戦こそ不発に終わったが、翌節のトッテナム戦で71分に値千金の同点弾をゲット。ホームで敗戦の危機に瀕したチームを見事に救った。そして、そのノース・ロンドン・ダービーから4戦連発(計5ゴール)と爆発。10月こそプレミア3試合とEL1試合で無得点に終わるも、その後はほぼ2試合に1ゴールのペースを保っている。

三十路を迎えてもなお進化している印象のスーパースターは、悩めるガナーズの復権に絶対不可欠な存在となっている。

プレースタイル

反転シュートをはじめ、GKが一歩も動けない豪快な直接FK、オフ・ザ・ボールの絶妙な飛び出しなど、多彩なフィニッシュパターンを誇る。

いわば代名詞はプレミアリーグを見渡してもトップクラスのスプリントで、縦への打開力は目を見張るものがある。カウンターの機能性を高めるラン・ウィズ・ザ・ボールも大きな武器だ。元々はウインガーで、左右両翼を遜色なくこなせるユーティリティ性も持ち味とする。

ウインガー時代から高い得点力を備えていたが、点取り屋としてひと皮むけたのはドルトムント時代。クロスに合わせる動き出し、裏に抜け出すタイミングなどに磨きがかかり、サイドに流れてのチャンスメイクもお手の物。187cmの割にヘディングによるゴールはさほど多くないが、大きな弱点になっているわけではない。

動画:プレー&ゴール集

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プロフィール・経歴

ピエール=エメリク・オーバメヤン/Pierre-Emerick Aubameyang
1989年6月18日生まれ 187cm・80kg 利き足:右

シーズン所属クラブ出場・得点
2007-08ミラン0試合・0得点
2008-09ディジョン34試合・8得点
2009-10リール14試合・2得点
2010-11モナコ19試合・2得点
 サンテティエンヌ14試合・2得点
2011-12サンテティエンヌ36試合・16得点
2012-13サンテティエンヌ37試合・19得点
2013-14ドルトムント32試合・13得点
2014-15ドルトムント33試合・16得点
2015-16ドルトムント31試合・25得点
 
2016-17ドルトムント32試合・31得点
2017-18ドルトムント16試合・13得点
 アーセナル13試合・10得点
2018-19アーセナル36試合・22得点
2019-20アーセナル36試合・22得点
2020-21アーセナル19試合・5得点

※成績は国内リーグ(2021年2月10日現在)

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