【2021-2022】レバンテ ｜ 選手名鑑 ｜ ラ・リーガ

チーム情報

昨季はスタートで大きく躓きながら、マドリードの2強をいずれもアウェイで撃破するなど年明け以降に巻き返し、ラ・リーガでは4年連続となる1部残留を達成。コパ・デル・レイではベスト4入りを果たした。

快足ウイングのホルヘ・デ・フルートスがブレイクし、エースのホセ・ルイス・モラーレスが13ゴールを挙げるなど、自慢のアタッカー陣が躍動してチームを牽引したが、忘れてならないのは、パコ・ロペス監督の采配力だ。若手とベテランを巧みに融合して戦力を整備すると、さらに対戦相手や状況に応じてシステムを変える柔軟性で、守備の不安を覆い隠した。あくまでも4バックがベースながら、3バックの採用にも躊躇がない。

経験豊富なストライカーであるロベルト・ソルダードの獲得によって、さらに前傾姿勢を強めそうな雰囲気だが、昨季までのような出入りの激しいサッカーから脱するには、これまで以上にディフェンス陣の奮起が求められるだろう。

ただ、ルベン・ヴェーゾとセルヒオ・ポスティゴ（もしくはロベル・ピエル）が組むCBコンビは高さが不足し、絶対的な信頼は寄せられない。それだけに、対人プレーに強さを発揮して入団1年目の昨季に守備的MFの定位置を掴んだミカエル・マルサが、どこまで“防波堤”になれるかがポイントになる。

注目選手：FW ロベルト・ソルダード

レアル・マドリードの下部組織出身で、これまでヘタフェやバレンシア、トッテナムなど国内外の複数クラブを渡り歩いた36歳のベテランストライカーだ。今オフ、前所属のグラナダと一度は契約を延長しながら、契約解除金を払ってフリーとなり、完全移籍でレバンテに加入した。

年齢を重ねても一向に錆び付かないのが得点嗅覚と決定力で、昨季のグラナダではチーム最多の9ゴールを記録。途中出場からでもすんなりとゲームに入り、限られたチャンスを確実にモノにする。

ホームスタジアム

エスタディ・シウタ・デ・バレンシア（26,354人収容）

2020-21シーズン 監督&選手一覧

夏の移籍情報

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■2020－21シーズンに他クラブへレンタル移籍していた選手