アルバロ・モラタが輝きを取り戻した。2019-20シーズンに アトレティコ・マドリード のエースとして躍動し、20年夏からセリエAに戦いの場を移している。
アトレティコ復帰1年目の18-19シーズンは、リーグ戦15試合で6ゴールと物足りなさが否めなかった。しかし、ジエゴ・コスタや ジョアン・フェリックス の負傷もあり、復帰2年目にスタメン定着。順調にネットを揺らしつづけ、ラ・リーガで12ゴールを記録した。
たびたび指摘されてきた勝負弱さや決定力不足に改善の兆しが見られ、セビージャや リヴァプール などの強豪からも貴重なゴールをゲット。アトレティコが得意とする攻撃パターン、サイドアタックの仕上げ役として抜群の存在感を放った。
そして20年夏、ユヴェントスに15-16シーズン以来となる復帰を果たしている。
プレースタイル
万能型のストライカーだ。持ち前のスピードを生かして裏のスペースに飛び出せば、ポストプレーで周りを活かすこともできる。制空権を掌握する高さ（189cm）も魅力だ。
ユヴェントス時代のモラタと対戦した経験を持つ バイエルン の ヨシュア・キミッヒ は、後に「最も手強いストライカーだった」と回想している。
動画：プレー＆ゴール集
プロフィール・経歴
アルバロ・モラタ／Álvaro MORATA
1992年10月23日生まれ 189cm・84kg 利き足：右
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2010-11 | レアル・マドリード | 1試合・0得点 |
| 2011-12 | レアル・マドリード | 1試合・0得点 |
| 2012-13 | レアル・マドリード | 12試合・2得点 |
| 2013-14 | レアル・マドリード | 23試合・8得点 |
| 2014-15 | ユヴェントス | 29試合・8得点 |
| 2015-16 | ユヴェントス | 34試合・7得点 |
| 2016-17 | レアル・マドリード | 26試合・15得点 |
| 2017-18 | チェルシー | 31試合・11得点 |
| 2018-19 | チェルシー | 16試合・5得点 |
| アトレティコ・マドリード | 15試合・6得点 | |
| 2019-20 | アトレティコ・マドリード | 34試合・12得点 |
| 2020-21 | ユヴェントス | 4試合・2得点 |
※成績は国内リーグ（2020年11月4日現在）
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