母国名門のスポルティングでキャリアをスタートさせたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、2003年にアレックス・ファーガソン氏に連れられてマンチェスター・ユナイテッドに加入。スターへの道を歩んでいく。
マンチェスター・Uでは、プレミアリーグを3度、チャンピオンズリーグ（CL）を1度制するなどし、2008年にはバロンドールを獲得。翌年にレアル・マドリードへと移籍する。
レアル・マドリードではチームの顔として扱われ、前人未到のCL3連覇を含む4度の欧州制覇に大きく貢献。また、個人としても同クラブ在籍中に4度のバロンドールを獲得し、2018-19シーズンからユヴェントスを新天地に定めた。各クラブで圧倒的なパフォーマンスを維持してきたC・ロナウドのクラブキャリア通算成績は公式戦836試合626ゴール219アシスト。現役選手としては最多得点となっている。
プレースタイル
プロデビュー当初のC・ロナウドは、圧倒的な才能こそ見せていたものの現在ほど得点を重ねてはいない。スピードとテクニックを備えたウインガーとしてサイドを駆け上がり、多彩なフェイントを織り交ぜながらのクロス、もしくは中央へのカットインから強烈なシュートでゴールを脅かすプレーを得意としていた。
しかし、レアル・マドリードに加入した頃からそのスタイルは変化。サイドでボールを受けようとするシーンも多いものの、よりゴールに近い位置でのプレーに専念していく。両足と頭で最高精度のシュートを人間離れした威力で放ち、裏抜けやミドル、スピードを生かした突破などからあらゆるパターンで得点を奪う完璧なゴール・マシーンへと進化を遂げた。また、エゴイスティックなイメージもあるが、シーズンごとに自身のプレーをチームのために微調整していけるのも魅力の1つだ。
動画：プレー＆ゴール集
プロフィール・経歴
クリスティアーノ・ロナウド／Cristiano Ronaldo dos Santos Aveiro
1985年2月5日生まれ 185cm・80kg 利き足：右
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2002-03 | スポルティング | 25試合・3得点 |
| 2003-04 | マンチェスター・U | 29試合・4得点 |
| 2004-05 | マンチェスター・U | 33試合・5得点 |
| 2005-06 | マンチェスター・U | 33試合・9得点 |
| 2006-07 | マンチェスター・U | 34試合・17得点 |
| 2007-08 | マンチェスター・U | 34試合・31得点 |
| 2008-09 | マンチェスター・U | 33試合・18得点 |
| 2009-10 | レアル・マドリード | 29試合・26得点 |
| 2010-11 | レアル・マドリード | 34試合・40得点 |
| 2011-12 | レアル・マドリード | 38試合・46得点 |
| 2012-13 | レアル・マドリード | 34試合・34得点 |
| 2013-14 | レアル・マドリード | 30試合・31得点 |
| 2014-15 | レアル・マドリード | 35試合・48得点 |
| 2015-16 | レアル・マドリード | 36試合・35得点 |
| 2016-17 | レアル・マドリード | 29試合・25得点 |
| 2017-18 | レアル・マドリード | 27試合・26得点 |
| 2018-19 | ユヴェントス | 31試合・21得点 |
| 2019-20 | ユヴェントス | 33試合・31得点 |
| 2020-21 | ユヴェントス | 12試合・14得点 |
※成績は国内リーグ（2021年1月10日現在）
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