27日のラ・リーガ第7節、レアル・ソシエダは敵地メスタージャでのバレンシア戦に臨む。前日会見に出席したイマノル・アルグアシル監督は、今夏満足な補強ができなかったにもかかわらず、3勝1分け2敗で6位に位置と健闘を見せるルベン・バラハ監督のチームに対して警戒感を表した。
「バレンシアの選手たちには力がある。クラブとしては難しい状況にあるのかもしれないが、チームはトップレベルだ」
「バラハが率いるバレンシアは素晴らしいフットボールを見せており、相手のチャンスは少ししか許していない。若い選手たちが多く、素晴らしいエネルギーとクオリティーがあるチームだね」
チャンピオンズリーグに参加しているため1週間に2試合に臨む過密日程を過ごすソシエダ。イマノル監督は前節ヘタフェ戦で複数の選手を入れかえるローテーションを敢行したが、この試合でも先発のメンバーを変更するようだ。
「ローテーションについて議論の余地はない。現在は3日毎に試合を戦っているし、チャンピオンズリーグ（CL）のインテル戦のようにフィジカルとメンタルを激しく消耗する一戦もある中で、疲労は否応なくたまっている」
「全選手が良い状態でいなくてはならない。重要なのはピッチに立つ選手がしっかりとチームに貢献してくれることだ」
なおスペイン『デスマルケ』は、ソシエダがここまでに戦ったラ・リーガ6試合＆CL1試合すべてに先発しているMF久保建英にイマノル監督が休みを与える可能性を報道している。同メディアは、今季4得点1アシスト（ソシエダの全得点は9）を記録する久保がソシエダにとって「代えのきかない存在」と形容しながらも、週末にアトレティック・クルブとのダービーを控える状況で、「クボの魔法にも休みが必要だ」と、この日本人MFがバレンシア戦でベンチスタートとなることを示唆している。
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