27日、各地でJ2、J3が開催された。
2試合が行われたJ2では、前日に2位・ジュビロ磐田がジェフユナイテッド千葉に敗れたことで、清水エスパルスには勝てば自動昇格圏浮上のチャンスを迎えた中でブラウブリッツ秋田と対戦した。
前半は、12分に秋田がロングカウンターからチャンスを作り、クロスがポストを叩くなど迫力ある攻撃を見せれば、対する清水も出場停止のMF乾貴士に代わって先発に入ったFWオ・セフンとチアゴ・サンタナの2トップの高さを生かした攻撃を仕掛けるが、お互いにゴールは生まれずに折り返した。
そういった状況で迎えた後半開始早々に試合が動く。48分、秋田がCKで鋭いボールを中に入れると、GK権田修一のパンチングがそのままゴールイン。秋田がオウンゴールで先手を取った。
ただ清水も73分、秋田と同じセットプレーからMFカルリーニョス・ジュニオが頭で合わせ、1点を返して意地を見せるが、流れの中からゴールに迫り切れず、このまま勝ち点1を分け合う結果となった。清水は連勝が「4」でストップし、昇格圏浮上とはならなかった。
もう1カードのロアッソ熊本といわきFCの一戦は、立ち上がりに先制したいわきが一時は逆転を許したものの、DF家泉怜依とMF山下優人が2ゴールずつを奪う活躍で、再度逆転に成功し、5試合ぶりの白星を手にしている。一方で熊本は、11試合勝ちなしとなり、降格圏まで勝ち点「2」差の20位へと順位を下げている。
J2同様に2試合が行われたJ3でも3位・アスルクラロ沼津に自動昇格圏浮上のチャンスが訪れた。
ただFC大阪をホームに迎えた一戦は、前半から強度の高い守備をベースにペースを握ったFC大阪が、前半の立ち上がりにFKから先制すると、後半にはCKから追加点を奪い、セットプレーからの2発で沼津を撃破。無敗が途切れた前節の敗戦を引きずらず、2試合ぶりに勝点3を獲得し、5位に浮上した。最後までリーグ最少失点の堅守を打ち破れなかった沼津は、ホームでの連勝が「5」でストップし、2位浮上とはならなかった。
もう1カードのY.S.C.C.横浜とヴァンラーレ八戸の一戦は、先制を許した八戸が後半立ち上がりに逆転したが、その後に追いつかれるというシーソーゲームとなったが、最終的には途中出場のMF妹尾直哉が値千金の決勝点を決めて、3試合ぶりの白星を手にしている。
■8月27日開催 結果
・J2第32節:
秋田 1-1 清水
熊本 2-4 いわき
・J2第24節:
YS横浜 2-3 八戸
沼津 0-2 FC大阪
関連記事
● U-17日本代表、リモージュ国際大会に臨むメンバー発表!アジアカップ得点王の神村学園高FW名和田ら21名を選出 | U-17日本代表
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?