今回の「やべっちスタジアム」では、アシスタントMCの黒木さんが現場取材を敢行。日産スタジアムで行われた横浜F・マリノスと神戸の優勝を占う首位攻防戦を取材した。
試合は23分にPKを大迫勇也がきっちりと沈め神戸が先制すると、43分にはCKから武藤嘉紀が打点の高いヘディングを決め、前半のうちに2点のリードを奪って後半へ。後半に入ると横浜FMが攻め込む機会が増えるが、神戸が堅守を披露して失点は許さず。そのまま最後まで守り切った神戸が2-0で勝利し、2位の横浜FMとの勝ち点差を「4」へと広げた。
試合後、黒木さんはまずPK奪取と得点で勝利に大きく貢献した武藤に直撃。ゴールについて問うと、武藤は「その前にもいくつかビッグチャンスがあって、自分自身決められていなかった。何が何でも取らなくちゃいけないという気持ちもありましたし、素晴らしいボールが来たので気持ちで押し込みました」と振り返った。試合終了後にはうずくまるシーンも見られたが、「全て出し切って足も痙攣していた。とにかくこの一戦にかける思いはチーム全員強いものがあった。疲れたというかやり切った形ですね」と笑顔で理由を説明した。
最後に武藤は「まだ何も成し遂げていないですし、初のリーグタイトルを獲りたい気持ちは全員が強く想っている。ここで気を抜かずしっかり準備して、3週間後の試合に臨めればいいと思います」と強い思いを口にした。
また、黒木さんは守備の要の一人でもある酒井高徳にも直撃。相手になかなか主導権を握らせなかったことについて酒井は「全員で守備をしたことが相手に最後の一歩を出させなかった」と説明し、「チーム全体で掴んだ勝利」と強調した。
一方、年長者の心構えとしては「ひたすら走って、オッサンが走ってんだから走れよみない感じでやるしかない」と笑い、「自分は上手さでチームで引っ張るタイプではない。みんなが辛い時に走れる姿を見せることで味方を引っ張れるシーンを増やしたい。気持ちとアグレッシブなプレーでチームを引っ張っていきたい」と思いを明かした。
天王山で大きな勝利を手にした神戸。ここから最後まで走り抜けることができるか注目だ。
関連記事
● 【動画】【週末J1まとめ】 首位攻防戦を制した神戸が横浜FMとの勝ち点差を「4」に広げる。湘南は横浜FCを抜き最下位を脱出 | Jリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?