グループGの横浜FMはフィリピン・フットボールリーグ覇者のカヤFCと対戦した。
リーグ戦から6人を入れ替えた横浜FMは、試合早々からボールを保持しながら敵陣に攻めていった。立ち上がりこそ相手の蹴ったボールがクロスバーに当たるあわやといったシーンや永戸勝也が負傷交代するアクシデントがあったが、35分に試合を動かす。エウベルからの浮き球のパスを水沼宏太がバックヘッドでゴールに流し込み、VARの介入はあったが中断を経てゴールが認められた。
この得点を機に余裕が生まれた横浜FMは、慎重さこそあれど、巧みに攻撃を仕掛けていく。すると72分、左サイドからの吉尾海夏のピンポイントクロスに合わせたのは杉本健勇。週末のリーグ戦でもゴールを奪った男が、頭で豪快に叩き込み、貴重な追加点を奪って見せた。
これで完全にペースを掴んだ横浜FMは、後半アディショナルタイムにもヤン・マテウスのアーリークロスからアンデルソン ロペスがバックヘッドで決めてダメ押しの3点目。このままリードを守り切って試合を終えた横浜FMは、前半戦の3試合を2勝1敗の勝点6で終えている。
グループHでは、ここまで初のACLで1勝1分の順調なスタートを見せている甲府が中国の浙江と対戦。立ち上がりから安定感のないスタートとなると、9分にセットプレーから失点を喫する苦しい展開を強いられてしまう。
それでも、少しずつアグレッシブな攻撃が実を結びゴールに近づく場面を量産。33分には決めることこそできなかったが、ピーター・ウタカの決定機を創出するに至った。
ただ、チャンスを逃し続けた甲府に痛恨だったのは58分に追加点を奪われたこと。狭い距離感でのパスワークからスルーパスが出ると、そのパスに抜け出たニャシャ・ムシェクウィが決めて大きな2点目を奪った。この得点で勝負あり。その後、甲府は攻めに出たが、最後まで相手の守備を崩すことができず。甲府は初めてACLで敗れ、2位で前半戦を折り返している。
■10月25日開催 結果
・グループG:
横浜FM 3-0 カヤFC
・グループH:
浙江FC 2-0 甲府
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