グループIの首位に立つ川崎フロンターレは、第3節で4-2で勝利しているタイのBGパトゥム・ユナイテッドをホーム『等々力陸上競技場』に迎えた。
前半は、お互いにゴールを奪い合う展開となった。16分、川崎Fが左サイドから中央へドリブルで侵入してきたFWマルシーニョが倒されて得たPKをMF脇坂泰斗が沈めてリードした。だが33分、GKチョン・ソンリョンが味方へ繋ごうとしたパスを奪われたところから古巣対決に臨んだMFチャナティップがキッチリと枠に沈め、追いつかれる。
それでも40分には川崎FがPKを獲得し、脇坂が2本目のPKも沈め、再びリードしたが、その直後にチャナティップが放ったミドルシュートがDF当たってコースが変わり、GKの頭上を越してゴールに吸い込まれ、再び追いつかれて前半を終えた。
一進一退の攻防を繰り広げる中、後半の立ち上がりにVARによって相手にレッドカードが提示され、川崎Fが数的優位に立つ。すルト、68分にはCKをMF山村和也のへティング弾で三度勝ち越すと、後半アディショナルタイムにはFW宮代大聖の技ありゴールで勝負あり。川崎Fがグループステージ4連勝を飾り、首位をキープしている。
一方で2勝1敗で3チームが並んでいるグループGの横浜F・マリノスは、第3節で3-0で完勝しているグループ最下位のカヤFC・イロイロ(フィリピン)と敵地で対戦した。
横浜FMが立ち上がりからゴールに迫っていく。10分にはMF水沼宏太のピンポイントクロスをFW杉本健勇が頭で叩くが、これはバーに嫌われた。だが、26分にMF井上健太のスルーパスに抜け出した大卒ルーキー・FW村上悠緋のプロ初ゴールでリードした。だが、39分、横浜FMのDFライン背後でボールを受けたカヤFCの日本人プレイヤー・FW堀越大蔵にゴールを許し、横浜FMが追いつかれて折り返した。
後半は、横浜FMが終始、ボールを握ってゲームを進めていくが、守備を固める相手を崩し切れない。そんな中で82分には、DF榊原彗悟が足を踏まれたところでVARチェックが入り、相手にレッドカードが提示され、横浜FMが数的優位に立つと、87分にFWヤン・マテウスが左足で強烈なシュートを沈め、最後はゴールをこじ開けた。
気温や湿度、さらに人工芝という難しい条件下でのアウェイゲームを苦しみながらも制した横浜FMがグループステージ3連勝でこちらも首位をキープしている。
なお、28日から29日にかけて第5節が開催され、川崎Fがホームでジョホール・ダルル・タクジム(オーストラリア)と、横浜FMが敵地で仁川ユナイテッド(韓国)と対戦することになる。
■11月07日開催 結果
・グループG:
カヤFC 1-2 横浜FM
・グループJ:
川崎F 4-2 パトゥムU
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