DAZN NEWSではセ・パ交流戦で注目したい選手を様々な切り口で紹介してきた。その切り口からは漏れてしまったが、その他にも注目したい選手は多くいる。最後にこれまで紹介できなかったものの、注目して欲しい選手を5人取り上げる。いわばおかわりだ。
これは吉田正尚──豪快な一打からのバット置きが話題の西川龍馬:広島東洋カープ
セ・パ交流戦前までで3位と好調な広島を牽引する1人が西川龍馬だ。昨シーズンも規定打席にわずかに届かなかったものの打率.315とハイアベレージをマークするなど、左の巧打者として知られている。
今シーズンもここまで打率.297と好調。主に5番打者としてチームを支えている。そんな西川が見せるバット”置き”に注目したい。5月16日の横浜DeNAベイスターズではバウアーから打った瞬間、ホームランを確信すると敦賀気比高の先輩にあたる吉田正尚(レッドソックス)のようなフォロースルーからバットを置いた。
巧打者が時折見せるバット置きはセパ交流戦でも炸裂するか。
チーム待望の生え抜き右の長距離砲・石川昂弥:中日ドラゴンズ
長らく長打力不足に悩んでいたチームに待望の長距離砲が誕生した。2019年ドラフト1位の石川昂弥だ。昨年は右膝の故障でわずか37試合の出場にとどまるも5本塁打。リハビリを経て今年4月半ばに一軍昇格を果たすと、復帰後は全試合で4番として出場している。セ・パ交流戦までの36試合で昨年と同じ5本塁打と一発を放つ力は健在。
5月20日の読売ジャイアンツ戦では東京ドームのバルコニー席に飛び込む特大ホームランを放ってみせた。和製大砲の一発をセ・パ交流戦でも見逃すな。
兄貴譲りのバット投げは見られるか・上本崇司:広島東洋カープ
上本は10年目の昨シーズンにキャリアハイとなる94試合に出場。規定打席未到達ながらも打率.307を記録した遅咲きの星だ。
長距離打者ではなくホームランも昨年打ったのが初で、今シーズンもここまで1本だけ。それでもホームラン後に見せるバット投げは様になっている。実兄である元阪神タイガースの上本博紀氏を彷彿させるそれを見ることができたらそれは貴重な体験だ。
大谷翔平以来のガチの二刀流・矢澤宏太:北海道日本ハムファイターズ
大谷翔平(エンゼルス)の存在で投打の二刀流が一般的になってきた。それでもNPBで大谷のように本格的な形で二刀流に取り組む選手はいなかった。しかしルーキーの矢澤宏太がガチの二刀流として歩みを進めていくことになりそうだ。
2022年ドラフト1位の逸材はここまで29試合に出場し打率.195(82打数16安打)、1本塁打、4打点。投手としても5月21日のオリックス・バファローズ戦で一軍デビュー。1回無失点1奪三振と結果を出した。この試合では打席には立っていないが、セ・パ交流戦ではどのような起用法となるのか楽しみだ。
短期決戦のMVP男、ラオウこと杉本裕太郎:オリックス・バファローズ
短期決戦にこと強いラオウこと杉本裕太郎にも期待が高まる。大ブレイクを果たした2021年はオールスターゲーム敢闘賞、クライマックスシリーズMVP、日本シリーズ優秀選手賞を受賞。昨年はセ・パ交流で日本生命賞、日本シリーズMVPといくつもの表彰を受けてきた。
今シーズンはふくらはぎを痛め離脱していたが、5月26日の埼玉西武ライオンズ戦で復帰。いきなり一発を放ってみせた。今年もセ・パ交流戦で暴れることができるだろうか。
※数字は2023年5月28日終了時点
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