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【横浜DeNAベイスターズ】社会人No.1スラッガー・度会隆輝に153キロサイド右腕・松本凌人ら計11名を指名 | プロ野球 | ドラフト名鑑2023

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【横浜DeNAベイスターズ】社会人No.1スラッガー・度会隆輝に153キロサイド右腕・松本凌人ら計11名を指名 | プロ野球 | ドラフト名鑑2023(C)産経新聞社
2023年ドラフトを振り返り、新戦力を紹介していくプロ野球ドラフト選手名鑑。度会隆輝などDeNAが指名した選手の経歴やプレースタイルについてまとめた。
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2023年ドラフト総評

3球団競合の末に社会人屈指のスラッガーの指名に成功

1位では社会人屈指のスラッガー・度会隆輝(ENEOS)を指名。事前に公言していた中日、さらにロッテと3球団で競合となったが、三浦大輔監督が見事に当たりくじを引き当てた。

2位ではサイドハンド右腕の松本凌人(名城大)を獲得し、上位で投打の即戦力候補の指名に成功。3位では投打の二刀流で注目される武田陸玖(山形中央高)を指名した。

4位の石上泰輝(東洋大)、5位の石田裕太郎(中央大)、6位の井上絢登(徳島インディゴソックス)は早くからの活躍が期待できそうだ。

育成でも将来性豊かな投打の高校生4名、大学生1名を指名した。

選択選手一覧

指名順名前ポジション所属
1位度会隆輝外野手ENEOS
2位松本凌人投手名城大
3位武田陸玖投手山形中央高
4位石上泰輝内野手東洋大
5位石田裕太郎投手中央大
6位井上絢登外野手徳島インディゴソックス
育成1位高見澤郁魅内野手敦賀気比高
育成2位清水麻成投手樹徳高
育成3位小笠原蒼内野手京都翔英高
育成4位庄司陽斗投手青森大
育成5位近藤大雅捕手仙台北上高

選択選手紹介

1位指名・度会隆輝(わたらい・りゅうき)

高い打撃センスを誇る社会人No.1スラッガー。振り切るスイングから鋭い打球を放ち、社会人を経て力強さを増した左の外野手だ。父はヤクルトで活躍した度会博文氏。東京北砂リトルでは6年時にヤクルトジュニアに選出された。佐倉シニアでは西川僚祐(現・ロッテ)らとともにジャイアンツカップ優勝。侍ジャパンU-15代表ではアジアチャレンジカップ2017に出場し、大会MVPを受賞した。

横浜高では1年春から公式戦に出場し、同夏、2年春の甲子園に出場。3年夏は神奈川県独自大会でベスト8だった。プロ志望届を提出するも指名漏れを経験した。

ENEOSでは二塁手から外野手へ転向し、1年目から主力として活躍。2年目の都市対抗野球大会ではチームの優勝に貢献し、橋戸賞、若獅子賞、打撃賞を獲得するなどタイトルを総なめにした。

ポジション外野手生年月日2002年10月4日
身長183cm体重83kg
投打右投左打経歴横浜高-ENEOS

2位指名・松本凌人(まつもと・りょうと)

サイドハンドから最速153キロと、スライダー、カットボールなどを投げ込む右腕投手。神戸国際大付高1年時にサイドスローに転向し、3年春の兵庫県大会で優勝、同夏は惜しくも準優勝で甲子園出場はなかった。

名城大では1年秋からリーグ戦の登板し、2年春、3年春の全日本大学野球選手権でベスト8、3年秋の明治神宮大会ではチームを43年ぶりのベスト4に導いた。2年春には最多勝、ベストナイン、MVPを受賞し、通算22勝、防御率2.04をマークした。

松本の直後にソフトバンクから2位指名を受けた岩井俊介は、名城大の同期で2枚看板として活躍した。

ポジション投手生年月日2001年12月5日
身長185cm体重88kg
投打右投右打経歴神戸国際大付高-名城大

3位指名・武田陸玖(たけだ・りく)

打っては高校通算31本塁打、投げては左腕から最速149キロを投げ込むなど、投打で高い能力を発揮する二刀流。山形中央高では1年春から主力として公式戦に出場し、同秋からエース。甲子園出場はならなかったが、侍ジャパンU-18代表では投打で優勝に貢献した。プロでも二刀流挑戦の可能性もあり、今後に注目が集まる。

ポジション投手生年月日2005年6月6日
身長173cm体重78kg
投打左投左打経歴山形中央高

4位指名・石上泰輝(いしかみ・たいき)

172cm85kgのガッチリ体形の小柄なショート。俊足と守備力が売りで、遠投120mの強肩を誇る。徳島商高では2年秋からレギュラーも、甲子園出場はなし。東洋大では1年秋からベンチ入りし、2年秋から二塁、3年春から遊撃レギュラーとなった。3年春の入れ替え戦では巨人1位指名の西舘勇陽(中央大)から満塁弾を放つなど、勝負強さも兼ね備える。

ポジション内野手生年月日2001年5月18日
身長172cm体重85kg
投打右投左打経歴徳島商高-東洋大

5位指名・石田裕太郎(いしだ・ゆうたろう)

制球力と変化球が武器の149キロ右腕。静清高では1年夏からベンチ入りし、2年秋からエースとなったが、甲子園出場はなし。中央大では1年秋からベンチ入りし、2年秋はエースで最優秀防御率に輝いた。地元神奈川県横浜市出身でDeNAファン。横浜スタジアムに通い、ファンクラブにも入っていた。

ポジション投手生年月日2002年1月22日
身長180cm体重74kg
投打右投右打経歴静清高-中央大

6位指名・井上絢登(いのうえ・けんと)

福岡大時代には「福大のギータ」と称されたように、柳田悠岐バリのフルスイングが魅力の左の大砲候補。徳島インディゴソックスでは2年連続で本塁打・打点の二冠王に輝き、今季は確実性も増してプロ入りを果たした。

ポジション外野手生年月日2000年2月23日
身長178cm体重83kg
投打右投左打経歴久留米商高-福岡大-徳島インディゴソックス

育成1位指名・高見澤郁魅(たかみざわ・いくみ)

183cm85kgの体格を誇る大型三塁手で、広角に鋭い打球を飛ばすのが持ち味。敦賀気比高では2年春・夏、3年春と3度の甲子園に出場した。父はオリックスでプレーした高見澤考史氏。

ポジション内野手生年月日2006年1月18日
身長183cm体重85kg
投打右投左打経歴敦賀気比高

育成2位指名・清水麻成(しみず・まなと)

186cm75kgの長身細身の右腕投手。最速146キロを計測するストレートは球質の良さが評価されており、身体ができれば大化けする可能性を秘める。樹徳高では2年夏の甲子園を控え投手として経験。3年春からエースで、同夏は群馬大会ベスト4だった。

ポジション投手生年月日2005年10月6日
身長186cm体重75kg
投打右投右打経歴樹徳高

育成3位指名・小笠原蒼(おがさわら・そう)

180cm92kgの体格を誇る左の強打者。京都翔英高では通算29本塁打をマーク。3年夏の京都大会は惜しくも準優勝で甲子園出場はならなかったが、決勝戦で本塁打を放った。小学生の頃からDeNAファンで、憧れの球団入りを果たした。

ポジション内野手生年月日2005年10月20日
身長180cm体重92kg
投打右投左打経歴京都翔英高

育成4位指名・庄司陽斗(しょうじ・はると)

最速148キロのストレートに、チェンジアップとの緩急で三振を量産する大型左腕。聖和学園高では甲子園出場はなし。青森大では4年秋からエースで、ベストナインを受賞した。

ポジション投手生年月日2001年5月31日
身長184cm体重91kg
投打左投左打経歴聖和学園高-青森大

育成5位指名・近藤大雅(こんどう・たいが)

専大北上高では1年秋から投手として公式戦に出場。2年秋から捕手に転向し、実質1年で捕手としてのプロ入りを決めた。3年夏の岩手大会ではベスト8で甲子園出場はない。
 

ポジション捕手生年月日2005年9月18日
身長174cm体重80kg
投打右投右打経歴専大北上高

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