J1セレッソ大阪とベルギー1部のオーステンデは5日、坂元達裕の期限付き移籍に関するクラブ間合意に達したと発表した。坂元は現地5日午後にベルギーに到着し、6日にメディカルチェックを受ける予定になっている。移籍期間は2022年1月4日から同年6月30日まで。
J1通算66試合8得点の実績を持つ坂元は、1996年10月生まれのMF。C大阪のツイッター公式アカウントが「ベルギーでも華麗な切り返し、期待しています」と呟いたように、キレのあるドリブルを持ち味とする。昨季はリーグ戦33試合出場で6得点。日本代表から初招集も受けた。
今回の決断について、坂元はクラブ公式サイトでこう説明している。
「2021年シーズンは、序盤は納得のいく試合、プレーが出来ていたものの、後半戦は個人としてもチームとしても満足のいく結果が残すことが出来ず、タイトルをかけた試合で決定的な仕事をすることができない不甲斐なさ、自分の力のなさに、このままでいいのか?と考えるようになりました。常に挑戦するという自分のテーマの中で、どこかで安定を求めている自分に気付き、今回新しい地でチャレンジする事を決めました」
ドイツ人指揮官のアレクサンダー・ブレッシン率いるオーステンデは、ベルギーリーグで現在14位と苦戦。もっとも、9位ヘンクとの勝点差はわずかに「6」で、中位に浮上するチャンスは十分にある。途中加入の助っ人である坂元には、チームの起爆剤となるような活躍が求められそうだ。
オーステンデのゴーティエ・ガナイエ会長は、クラブ公式サイトで坂元への期待を口にしている。
「日本市場は興味深い。テクニックに優れ、精神的に強い選手がいるからだ。坂元もそう。彼は速くてドリブルができる。ウイングと中央でプレーすることができる多才なプレーヤーだ。われわれのチームに創造性をもたらせるし、アシストとゴールも提供できる」
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