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ソフトバンクは16日、育成契約の尾形崇斗投手（20）とリチャード内野手（20）の支配下登録を発表した。
学法石川高から2017年の育成ドラフト1位で入団した尾形は、阪神の藤川球児投手を彷彿とさせる“火の玉ストレート”を武器とする本格派右腕。オープン戦では5試合に登板し、打者41人に対して被安打4の被打率.111。7奪三振を奪うなど11イニング連続無失点と圧巻のパフォーマンスで支配下登録を勝ち取った。
尾形と同じく、沖縄尚学から2017年の育成ドラフト3位で入団したリチャードは、189センチ、112キロの恵まれた体格から将来の大砲候補として期待されている。オープン戦では12試合に出場し22打数6安打の打率.273。9三振と荒さは目立ったが、6安打中2本のホームランを含む5本が長打で、出塁率と長打率を合わせた指標であるOPSは.986を記録するなど大器の片鱗を見せた。
ソフトバンクではこれまでに千賀滉大投手（27）、甲斐拓也捕手（27）、牧原大成内野手（27）など多くの選手が育成出身から1軍の戦力として活躍している。なかでも尾形やリチャードと同期で育成ドラフト2位の周東佑京内野手（24）、同4位の大竹耕太郎投手（24）はすでに1軍で結果を残すなど、2017年育成ドラフト組の今後の活躍は注目だ。
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