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アトレティコ指揮官就任から丸10年のシメオネ、たとえ77連敗してもクラブ史上最高の勝率は揺るがず | ラ・リーガ

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アトレティコ指揮官就任から丸10年のシメオネ、たとえ77連敗してもクラブ史上最高の勝率は揺るがず | ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカー ニュース】フットボールにもしクレジットがあるならば、アトレティコ・デ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、あまりに大きな信頼を勝ち取っていることになりそうだ。

今年の12月23日にアトレティコ・デ・マドリード指揮官就任から丸10年を迎えたディエゴ・シメオネ監督だが、これまでに残した驚異的な成績に注目が集まっている。

「アトレティコ・デ・マドリードはトップチームの新監督としてディエゴ・パブロ・シメオネと契約を交わしました。アルゼンチン人指揮官はこの木曜にクラブが提示した1シーズン半のオファーを受け入れ、次の月曜にスペイン首都に到着することになります」

10年前、アトレティコは公式HPで次のような声明を発表して、サポーターにとってアイドルだった選手の帰還を伝えた。当時、降格圏に近かったチームの手綱を握ったシメオネ監督は、それからラ・リーガで2回の優勝(3位より下になった経験なし)など合計8タイトルを獲得し、チャンピオンズリーグで2回の決勝進出を果たすなどクラブ最大の黄金期をもたらした。

しかし今季に入ってから、アトレティコは低調な日々を過ごしている。チームは現在ラ・リーガ4連敗中。シメオネ監督が同クラブで3連敗以上をしたのは今季が初のことで、首位レアル・マドリードに勝ち点17差をつけられて5位に位置する状況だ。

だが、もしフットボールにクレジットというものがあるならば、シメオネ監督率いるアトレティコほどクレジットがあるチームはないだろう。23日には、ハエン大学の数学教師フラン・マルティネス氏が『ツイッター』でつぶやいた、こんなデータが大きな話題となった。

「想像してみてほしい。シメオネがアトレティの今後50試合で負けてしまうことを。一試合一試合、負けて、負けて、負けて……50連敗したとする。しかし、それでも彼は100試合以上指揮した歴代アトレティコ監督の中で、最も敗戦率が少ない指揮官なのだ」

実際、アルゼンチン人指揮官がここまでに収めた成績は326勝130分け95敗で、その敗戦率は17%。アトレティコで100試合以上率いた監督はこれまで10人存在するが、同敗戦率はマルセル・ドミンゴ氏の25%を大きく下回る史上最高の成績で、たとえ50連敗をしても最も敗戦率が少ない監督のままとなる。また勝率59%もマルセル氏の52%を上回るダントツの最高成績であり、ここから77連敗しても最高勝率を誇り続ける。アトレティコで100試合以上監督を務めた人物たちの成績は、以下の通り(並び順は試合数に準じる)。

ルイス・アラゴネス 612試合308勝135分け169敗

ディエゴ・シメオネ 551試合326勝130分け95敗

リカルド・サモラ 206試合103勝40分け63敗

ラドミール・アンティッチ 189試合88勝51分け50敗

ハビエル・アギーレ 131試合61勝31分け39敗

エレニオ・エレーラ 120試合60勝19分け41敗

フレデリック・ペントランド 117試合57勝19分け41敗

ラファエル・ガルシア 102試合49勝24分け29敗

キケ・サンチェス・フローレス 102試合42勝23分け37敗

マルセル・ドミンゴ 102試合53勝24分け25敗

もちろん、シメオネ監督がいつも言っているように「フットボールは今、このときにしか存在しない」もので、実際に負け続ければクレジットや信頼などはすぐに枯渇してしまう。シメオネ監督は23日にSNSを通じて、「今、私たちは結果面で難しい時期を過ごしている。私が感じていることから、こう伝えさせてもらうよ。ファンから始まり、選手たち、クラブ幹部たち、コーチングスタッフの全員が団結して、私たちの目標のために闘い続けようじゃないか!! 私が知る道は一つのみ。働き、努力する道だけだ」とのメッセージを伝えた。果たして、ここから浮上することはできるのだろうか。

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