「2020の主役は誰だ?」をテーマに、DAZN解説陣が独自視点でキャンプ取材を行った情報を伝える『12球団 キャンプキャラバン』。昨年まで巨人のファームバッテリーコーチ兼打撃コーチを務めた秦真司氏が、古巣のキャンプ地であ宮崎市のサンマリンスタジアム宮崎を訪れた。
昨年は5年ぶりのリーグ優勝を手にした巨人。秦氏は「久しぶりに原監督に代わって、選手がやらなければいけないという責任感が出てきたのが大きかった」とリーグ制覇の要因を分析。その一方で日本シリーズは福岡ソフトバンクホークスに4連敗を喫しており、今年はセ・リーグ連覇と共に8年ぶりの日本一に期待がかかる。
そのなかで秦氏が注目したポイントは先発陣。特に15勝(4敗)を挙げて最多勝に輝き、170イニングを投げ抜いた山口俊投手のメジャー挑戦について「柱が抜けるのは大きい」と指摘。その一方で「エースの復活が大事になる。昨年のような故障を繰り返すと厳しい」と菅野の復活が投手陣の鍵を握ると語る。
昨年の菅野はケガの影響で離脱を繰り返し、11勝6敗の防御率3.89に終わるなど不本意なシーズンを送った。復活を目指す今シーズンは投球フォームが大きく変化。上半身を先に作って、足を上げる独特の投球フォームとなった。
「いい感じですね。もう違和感はない。昨年は左足一本で立った時にしっくりこなかった。そこが決まれば体重移動して、腕を振るだけ。そこが決まったことが大きい」と手応えを感じているようだ。また、苦しんだ腰の不調も「オフにしっかりリハビリをしてきたので大丈夫だと自信がある」と力強いコメントを残した。
また、秦氏は野手のポイントとして2塁手を挙げている。そのなかでも「安打を凡打にする広島の菊池涼介選手のような能力がある」と太鼓判を押す吉川尚輝内野手をキーマンとした。リリーフ陣では、「優勝の大功労者」にあげた中川皓太投手もブルペンリーダーとしての活躍に期待した。
DAZNでは、開幕に向けて『12球団 キャンプキャラバン』を配信中。DAZN解説陣が、様々な視点から各球団の注目選手を紹介している。この機会を、ぜひお見逃しなく。
12球団 キャンプキャラバン
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