「2020の主役は誰だ?」をテーマに、DAZN解説陣が独自視点でキャンプ取材を行った情報を伝える『12球団 キャンプキャラバン』。2018年までソフトバンクで活躍した攝津正氏が、古巣のキャンプ地である宮崎県宮崎市のアイビースタジアムを訪れた。
ポストシーズン10連勝の新記録で、パ・リーグ2位ながらも2年連続日本一に輝いたソフトバンク。攝津氏は、短期決戦の強さの秘訣に「選手層の厚さもあるが、若い選手がどんどん出てくる。それが1つのポイント」と、毎年のように出てくるシンデレラボーイの存在がチーム力を高めていると分析する。
さらに今年は、東京ヤクルトスワローズからバレンティン外野手を獲得。攝津氏は「外国人枠を外れているし、チームとしてもいろいろなバリエーションで攻撃できる。厚みが加わった」と、攻撃陣に関しては昨年以上のものだと感じているようだ。
一方、現役時代はホークスのエースとして活躍していただけに、投手陣には注文があるようで「昨年は2桁勝利の投手が2人。もっと軸になる選手が出てきて欲しい」と、千賀滉大投手、高橋礼投手に続く2桁勝利投手が必要だと分析した。
そんな攝津氏は“2020年の主役”に松田宣浩内野手を指名。「ムードメーカーですし、去年もしっかり年間を通して戦ってくれたことが大きかった」と期待を寄せる。
松田はテンション高くインタビューに登場。これを見た攝津氏が「相変わらず」と笑うと、「熱男〜!いつもテンション高いです」と、練習後でもエンジン全開の対応を見せた。
昨年の松田は2年連続30本を達成するなど、いまだ衰えを知らない。その秘訣を問われると「熱男魂ですね」と即答。さらに「松田宣浩というのもあるんですけど、その後ろには熱男がおるんでね。それがいる限り火は消えません」と、今年も「熱男〜!」全開のシーズンとなりそうだ。
ホークスの元気印は昨年のプレミア12でも大活躍。持ち前の明るさでチームのムードメーカーとして初優勝に貢献した。その経験で、今までの考え方とは違うものを手にしたという。
「今までは試合に出てナンボだと思っていましたけど、ホークスでも代表でも戦っている以上は勝たなければいけない。チームが勝てばいいという気持ちになりました。ずっと調子が良くて試合に出て世界一になることも大きいかもしれませんが、最後の試合でベンチになって日本のために声を出して応援していたことの方が、収穫は大きかったです」
しかしまだまだ老け込むつもりはない。今年の目標は「ケガなく全試合に出る」こと。6年連続となる全試合出場を達成できれば「9回目のゴールデングラブ賞と3年連続30本に限りなく近づける」と熱男は今年も全力で駆け抜けることを誓った。
DAZNでは、開幕に向けて『12球団 キャンプキャラバン』を配信中。DAZN解説陣が、様々な視点から各球団の注目選手を紹介している。この機会を、ぜひお見逃しなく。
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