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テニスのオールイングランド・クラブは1日、今年の6月に開催予定だった第134回ウィンブルドン選手権の中止を発表した。第134回は一年先送りされ、来年の2021年6月28日から7月11日に実施される。新型コロナウイルスの感染拡大により、すでに男女のツアー大会は7月13日まで中断が発表されており、テニス界のカレンダーは大幅な修正を余儀なくされている。
ウィンブルドンの大会が中止になるのは、1940～45年の間中止となった期間以来、第二次世界大戦以降初めてとなる。
選手権中止の報せを受けて、同大会8度の優勝経験を持つロジャー・フェデラーは「打ちのめされている」とツイート。
また、昨年のウィンブルドンで女子シングルスを制したシモーナ・ハレプは「ウィンブルドンが開催されないなんてとても悲しい。昨年の決勝は、私の人生の中で一生、最も幸せな日の一つになるわよ！でも、テニスよりも大変な事が起きている。でもウィンブルドンは戻ってくるわ！そして、タイトルを守るための楽しみがさらに増えたわ」と投稿した。
既に四大大会の一つである全仏オープンは9月20日に延期されており、ウィンブルドンの中止により7月中旬までテニスの大会がすべて延期・中止されたことになる。
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