22日にプロ野球の練習試合が実施され、セ・リーグは3試合が各地で行われた。
3月22日のプロ野球(練習試合)試合結果
東京ヤクルトスワローズ vs. 阪神タイガース
2連敗中の阪神だったが、この日は投打がガッチリ噛み合う。初回、4回と得点を重ねると迎えた5回には無死1、2塁のチャンスで北條史也内野手がバスター。叩きつけたバッティングは三遊間を抜けて2塁走者が生還。小技を生かして点差を広げた。
その後も要所で得点していく阪神は、9回に陽川尚将内野手が2ラン本塁打を放つなど14安打10得点。投げては先発の青柳晃洋投手が4回2安打5奪三振と試合を作ると、5投手での完封リレーとなった。
一方のヤクルトは先発の山田大樹が「全体的に球数が多くなってしまい自分のリズムをつくることが出来なかった」と反省するように制球を乱す場面が多く、4回4安打2奪三振2四死球2失点。中継ぎ陣も打ち込まれる形となった。
そんななか、6回にはミルウォーキー・ブルワーズ、カンザスシティ・ロイヤルズでプレーした新加入のエスコバーがメジャー級のグラブ捌きを見せる。植田海外野手が放った打球を遊撃のエスコバーが逆シングルでうまくバウンドに合わせてキャッチ。そのままジャンピングスローからアウトにするなど、守備で見せ場を作った。
広島東洋カープ vs. 中日ドラゴンズ
中日が2連勝で迎えた第3戦は、3回に堂林翔太内野手の2ラン本塁打で広島が先制する。7回には鈴木誠也外野手が2ラン本塁打、8回には三好匠内野手が2ラン本塁打、小園海斗内野手がソロ本塁打と一発攻勢を見せた。
しかし3番手の藤井皓哉投手が誤算で8回に味方のエラーも絡んで0.2回を4安打5失点。抑えのフランスアも9回に、2死1、2塁から福田永将内野手に中堅前へ適時打を打たれると、野間峻祥外野手の悪送球により逆転を許した。
読売ジャイアンツ vs. 横浜DeNAベイスターズ
前日の勢いのままに巨人打線がDeNA投手陣に襲い掛かった。2回には岡本和真内野手がピープルズ投手が投じた2球目を振り抜く。「芯でしっかり捉えることができました。いい感じで打てたと思います」と会心のあたりは左翼スタンド中段まで運ぶソロ本塁打で先制した。
3回にはこの回先頭の大城卓三捕手が2ストライクからの3球目を叩くと、「逆方向にいい打球が打てた」とボールは左翼スタンドへ。この回に一挙4得点を奪うなど試合の大勢を決めた。
一方のDeNAは4回にオースティン外野手が右翼スタンドにソロ本塁打を放つが、得点はこの1点のみ。先発のピープルズが3回7安打3奪三振1四球5失点と大崩れとなった。
3月22日のプロ野球(練習試合)試合結果 一覧
試合結果 | 本塁打 |
---|---|
ヤクルト 0-10 阪神 | 阪=島田、陽川 |
広島 8-9 中日 | 広=堂林、鈴木、三好、小園 中=阿部 |
巨人 8-1 DeNA | 巨=岡本、大城 De=オースティン |
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