9日、横浜FCの早川知伸監督がオンライン取材に応じ、就任に際しての思いやチーム立て直しへの意気込みを語った。
今週に入り事態は大きく動いた。最初に強化部からの接触があったのは5日のこと。その後、7日のJ1第8節・サンフレッチェ広島戦の結果を受け、試合後に監督就任の打診が届いた。「まさか自分とは思っていなかった」ことで最初は戸惑いを受けるもオファーを承諾。早速、8日の練習から指揮を執ることとなった。
チームの立て直しに向けて用意された時間は少ない中で新指揮官が掲げたのは“継続”と“修正”の両面。「シモさん(下平隆宏前監督)とは考えも似ている」とボールを大切にすることや最終ラインからのビルドアップは続けていきたいとする一方で「どこのミスから失点しているのかが気になっている。よい距離感を保てていなくて失点につながってしまっている部分はある」と守備の立て直しを誓った。
それと同時に選手を躍動させるために「サッカーはシンプル。ゴールを奪うものであり守るもの」と伝え「自分の物差しで言えばまだまだできていない。90分間真面目のハードワークすることを望みたい」と要求も口にした。
選手としても2003シーズンから所属し、ジェフユナイテッド千葉に移籍した2008シーズンを除いて現役を引退する2010シーズンまで合計7年間在籍。引退後もアカデミーのコーチから始まりトップチームのコーチやユースの監督を務めてきた早川監督。「このクラブに対しての思いは人一倍」と強い口調で語る43歳の新米監督が愛するチームを救うべく、まずは2日後のJ1第9節・サガン鳥栖戦に挑む。
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