2019年夏にフェネルバフチェから加入し、ナポリで4年目のシーズンを送るエルマス。今シーズンはルチアーノ・スパレッティ指揮下で公式戦35試合に出場し、6ゴール2アシストを記録するなど、チームにおいて重要な役割を担っている。
実家は菓子屋のスイーツ党
そんなナポリMFが『ダゾーン・イタリア』の「Culture」に出演。まずは母国である北マケドニアのお菓子マクラーヴァを話題に語った。エルマスは、家族が首都スコピエで「マンダリン」という菓子屋を営んでいたことを明かしたほか、故郷での思い出を振り返った。
「スコピエには数多くの思い出がある。子どもの頃、友人たちと一緒にお菓子屋へ通っていたが、イタリアのスイーツとは異なる香りがするいろんなスイーツがあるんだ。僕はスイーツが大好きなので、どれも好きだ。昔はかなり食べていたよ」
「僕は長男なので、いつも父の仕事を助けていた。朝、学校へ行き、お昼に自宅へ戻り、サッカーの練習をしていた。その後、英語のスクールへ行き、次にキックボクシングと水泳をし、その後で父のお菓子屋の手伝いをしていたんだ。子どもの頃は大変だったよ。だが父を手伝いたいというのは、僕の意思だったんだ」
(C)Getty images
ローマのトッティに憧れた子ども時代
ナポリで一番驚いたのはキム・ミンジェ
昨シーズンから指揮を執るスパレッティの下、ナポリは今シーズン、大きな飛躍を果たした。エルマスは、リーグ戦で首位を独走するスパレッティのチームでプレーする喜びを語った。
「スパレッティはまず、良いグループを作り上げ、それからチームとしてプレーすることを教えてくれた。どのようにすれば素早く成長でき、より簡単にカルチョができるのかもね。ナポリのカルチョをプレーするのは、ものすごく楽しいよ」
「レギュラーの11人だけでなく、全員が偉大な選手たちだ。そしてナポリでは全員が親友だ。昨シーズンも良いチームだったが、今シーズンほどはロッカールーム内がうまく回っていなかったのかもしれない。今年は運も味方してくれている」
今シーズンのナポリにおいて、エルマスが最も驚かされたのは、昨夏に自身の古巣フェネルバフチェから加入した26歳の韓国代表DFキム・ミンジェだった。
「僕が一番驚いたのはキムだね。人間としても偉大だし、本当にものすごい選手だ。ただ、(フヴィチャ)クヴァラツヘリアや(スタニスラフ)ロボトカ、(ジョヴァンニ)ディ・ロレンツォ、マリオ・ルイら他の選手たちにも驚かされたよ。今年は本当すごいよ。ヴィクター(オシムヘン)も素晴らしいシーズンを過ごしている。得点王争いで首位につけているし、重要なことだ」
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大のスイーツ好きのエルマスは、そんなナポリのチームメートたちをスイーツに例えてみせた。
「クヴァラはエクレアだ。エクレアは美味しくて、ナポリにおけるクヴァラのようだからね。ディ・ロレンツォはバクラヴァかな。ロボトカはババだよ。キム? キムのようなスイーツなんてないと思う。だが強いて言えば、シュークリームだろう。みんなが好きなところがシュークリームと似ている」
スイーツに限らず、食べるのが大好きなエルマス。美食の街ナポリにおいては、名物のピッツァがお気に入りであるほか、寿司やエビフライも好物であることを明かした。
「ナポリで一番好きなことは、ピッツァを食べることだよ。ナポリへ到着してすぐにピッツァを食べに行ったくらいだ。ただ、ピッツァだけでなく、僕はものすごい量を食べるんだ。信じてもらえないかもしれないけどね。エビフライ70本を食べた後に寿司を食べるんだ」
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