【プレビュー】AFC西地区の頂上決戦第2ラウンド。チーフスvsチャージャーズに注目｜NFL

カンザスシティ・チーフス vs ロサンゼルス・チャージャーズ

AFC西地区の頂上決戦第2ラウンド。チーフス守備陣はここ3試合連続で相手を9点に抑えるなど絶好調だ。対するチャージャーズは2試合連続で35点以上と攻撃陣に勢いがある。前回対戦と同様にチャージャーズが勝利すると地区首位に浮上する重要な一戦。チーフス一強時代に待ったをかけることができるか注目だ。

ニューイングランド・ペイトリオッツ vs インディアナポリス・コルツ

どちらのチームも地上戦を軸に攻撃を展開している。7連勝中のペイトリオッツは、前回の試合で強風などの悪天候の中でパス試投はわずか3回、ランでは46回のキャリーで合計222ランヤードと荒稼ぎした。2試合連続でランオフェンスが機能するか注目だ。

一方のコルツは、勝利のためにRBジョナサン・テイラーの活躍がカギになるだろう。現在10試合連続でTDランを含めて、今季はランヤードとTDの数はダントツのトップ。テイラーのランを中心に連勝街道を走るペイトリオッツの牙城を崩すことができるか。

テネシー・タイタンズ vs ピッツバーグ・スティーラーズ

直近4戦でわずか1勝、地区最下位に転落したスティーラーズ。AFCカンファレンスでは11位に転落したが、6位までは1ゲーム差と僅差だ。この試合ではルーキーながらランとパスで大活躍のRBナージー・ハリスを中心に得点を重ねていきたい。

残り4試合、全て勝率5割以上のチームとの対戦と厳しい日程が続くスティーラーズ。まずはタイタンズを下して勢いに乗りたい。

ダラス・カウボーイズ vs ニューヨーク・ジャイアンツ

先週の試合で、NFC東地区の首位攻防戦を制して地区優勝に一歩近づいたカウボーイズ。だが、QBダク・プレスコットはINTが2つ、被サック4、QBレーティングが58.8と精彩を欠いた。レシーバー陣は揃っており、司令塔の出来がカギになってくる。

この試合を含めて最後の4戦で勝率5割以上のチームとの対戦はわずか1回。日程のアドバンテージを活かして白星を重ねていきたい。

シアトル・シーホークス vs ロサンゼルス・ラムズ

ラムズの中心は、5年連続10サック以上を記録しているDTアーロン・ドナルド。シーホークス戦では通算15試合で14サックと得意としており、この試合でもサック量産に期待がかかる。

対するシーホークスは2連勝をあげ、まだプレイオフ進出ラインまで1ゲーム差とまだ可能性は残している。QBラッセル・ウィルソンを中心に勝利をあげて希望を繋げることができるか。

グリーンベイ・パッカーズ vs ボルティモア・レイブンズ

パッカーズのQBアーロン・ロジャースは直近3試合でパス成功率60%以上、10TDパス、INTなしと足の小指を骨折しながらもハイパフォーマンスを披露している。チームもNFCカンファレンス2位に浮上しており、第1シード獲得のためにも勝利は欠かせない。

レイブンズは先週の試合で負傷退場したQBラマー・ジャクソンの容体が気になる。チームトップのレシーブヤードを誇るTEマーク・アンドリュースを活かしてオフェンスを展開していきたい。

ニューオーリンズ・セインツ vs タンパベイ・バッカニアーズ

4連勝のバッカニアーズは現在NFCカンファレンス2位だが、3チーム全て10勝3敗で並んでいる。前回の対戦ではQBトム・ブレイディが4TDパスを記録したが、INTが2つ、そのうち1つは終盤のリターンTDに繋がり、敗戦。NFC第1シード獲得に向けて、セインツに勝って連勝を伸ばしたい。

ミネソタ・バイキングス vs シカゴ・ベアーズ

バイキングスは肩のケガで1試合を欠場していたエースRBのダルビン・クックが、先週の試合で自己最多となる205ランヤード、2TDと大暴れ。チームも今季最多の36点を奪い、終盤に入ってようやく攻撃陣が機能してきた。現在NFCカンファレンス8位のバイキングスは、勝てばプレイオフ進出圏内の7位に浮上する。2連続プレイオフ進出へ向けてもう負けられない。

NFL レギュラーシーズン 2021 第15週 ｜ 日程・配信予定

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