【プレビュー】AFC北地区首位のレイブンズ、「二刀流」QBラマー・ジャクソンに期待｜NFL

マイアミ・ドルフィンズ vs ボルティモア・レイブンズ

先週の試合で14点差をひっくり返し、逆転勝利でAFC北地区の首位をキープしたレイブンズ。QBラマー・ジャクソンは3TDパスに加えて、足でも120ヤードを稼ぐなど「二刀流」の活躍を披露した。対戦するドルフィンズはトータル喪失ヤードで29位（平均391.9ヤード）と守備面で苦戦しているだけに今週もジャクソンの大暴れに期待が集まる。

ワシントン・フットボール・チーム vs タンパベイ・バッカニアーズ

昨季のディビジョナル・プレイオフの再戦。両チームともにバイウィーク明けの初戦となるが、バッカニアーズはQBトム・ブレイディを中心としたリーグ3位を誇るパス攻撃が好調。レシーバーも充実しており、この試合でもパスを中心に攻め立ててくるだろう。4連敗中のワシントンは昨季7.5サックを挙げ、ディフェンス部門新人賞にも輝いたDEチェイス・ヤングがここまで1.5サックと大不振。3試合ぶりのサックを挙げて、ブレイディ相手に番狂わせなるか。

テネシー・タイタンズ vs ニューオーリンズ・セインツ

セインツはQBジェイミス・ウィンストンがケガで今季絶望となったことで、RBアルビン・カマーラの役割が重大になってくるだろう。チームトップの合計853スクリメージヤード、6TDを挙げており、攻撃陣を牽引している。ショートパスなどを使って先発予定2番手QBトレバー・セミエンを支えたい。対するタイタンズは、先週のラムズ戦でディフェンス陣が5サックを浴びせるなど勢いがある。タックルを交わす技術が高いカマーラを止めることができるのか注目だ。

アリゾナ・カージナルス vs カロライナ・パンサーズ

ここ6戦でわずか1勝と失速気味のパンサーズ。さらなる追い討ちをかけるように、QBサム・ダーノルドが右肩肩甲骨の亀裂骨折で、数週間の離脱となることが発表された。先発予定の2年目P.J・ウォーカーが、NFCカンファレンス首位に立つカージナルス相手にどこまで善戦できるか注目だ。20ヤード以上のパスプレーが、リーグ6位の12回とビッグプレーを得意としているWRD.J・ムーアを中心に早いテンポで攻めていきたい。

グリーンベイ・パッカーズ vs シアトル・シーホークス

右手中指のケガで3試合を欠場していた、QBラッセル・ウィルソンが復帰予定のシーホークス。しかし、復帰初戦となる敵地ランボー・フィールドでは、プレイオフも含めてキャリアでは4戦全敗と未だ勝てていない。逆転でのプレイオフ進出へ向けて、もう負けられないシーホークスは相性の悪い敵地で勝利なるか。

ラスベガス・レイダース vs カンザスシティ・チーフス

AFC西地区は全チームが勝率5割以上、首位とのゲーム差も0.5とかなり拮抗している。どちらのチームも負けられないなかで、チーフスは先週の試合でQBパトリック・マホームズが開幕戦以来のINTなし、ディフェンス陣も今季最小の7点に抑え、攻守が噛み合ってきた。対するレイダースは、2週続けてフィールド外の問題が立て続けに起きるなどチーム状態が気になる。ホームで巻き返しなるか。

サンフランシスコ・49ers vs ロサンゼルス・ラムズ

先週の試合は、今季ワーストの16点で連勝が4でストップしたラムズ。QBマシュー・スタフォードが今季初の複数INTを記録するなど攻撃陣が精彩を欠いた。地区首位を走るカージナルスに離されないためにも苦戦が続く49ers戦では勝っておきたい。ディフェンスでは先日の電撃トレードで加入したLBボン・ミラーの出場があるのか注目だ。

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