【プレビュー】NFC北地区首位を走るバッカニアーズ、好調トム・ブレイディに注目｜NFL

ピッツバーグ・スティーラーズ vs ミネソタ・バイキングス

先週の勝利で、プレイオフ出場へ首の皮が一枚繋がったスティーラーズ。平均得点はリーグ22位（20.3）とオフェンスが苦戦を強いられているなか、頼みの綱はリーグトップの16サックをあげている守備陣。その要であるT.J・ワットは、今季2度の1試合3サック以上をマークするなど絶好調。2サック以上をあげた試合は4勝1敗と好成績を残しているだけに、プレイオフ進出にはワットの活躍が不可欠になってくる。先週の試合でライオンズに初勝利を献上し、痛い敗戦を喫したバイキングス相手に連勝をあげられるか？

ラスベガス・レイダース vs カンザスシティ・チーフス

破竹の5連勝でAFC西地区の首位を奪い返したチーフス。QBパトリック・マホームズは2試合連続でTDパス無しと自慢の攻撃陣が不発だが、代わりに守備陣が2試合連続で9失点と好調。対するレイダースは直近5試合中4試合が16点未満と深刻な得点力不足に悩まされている。QBデレック・カーを中心にAFC王者相手に食らいついていきたい。

ダラス・カウボーイズ vs ワシントン・フットボール・チーム

ワシントンは現在4連勝中でNFC東地区首位2位に浮上と絶好調。特にここ2戦は2点差以内と僅差での勝利が続いている。更に6勝全てで6点以内と接戦には非常に強い。しかし、今季25点以上をあげた試合は、12試合中わずか4試合とオフェンスにやや難がある。平均トータルヤード（416.3）がトップとどこからでも点が取れるカウボーイズ相手にどこまで付いていけるか。

ニューヨーク・ジャイアンツ vs ロサンゼルス・チャージャーズ

ジャイアンツはここ3戦、平均得点はわずか8.7点と深刻な得点力不足に悩まされている。QBダニエル・ジョーンズを含めて、レシーバー陣にもケガ人が続出しており、今後も厳しい戦いが続くだろう。反対にチャージャーズは先週の試合で41点を記録。ここ3戦中2試合は40点オーバーとオフェンス陣にリズムが出てきた。今季は3勝3敗と相性の悪いホームで勝ちを収めたい。

バッファロー・ビルズ vs タンパベイ・バッカニアーズ

3連勝をあげ、NFC北地区首位を走るバッカニアーズ。QBトム・ブレイディはここまでパスヤード（3771）とTDパス数（34）でリーグトップに立つなどMVP級の活躍が光る。しかし、5試合連続でINTとミスが多くなっていることが少々気がかり。プレイオフ進出圏ギリギリの7位まで転落した不調のビルズを叩いて連勝を伸ばせるか。

シカゴ・ベアーズ vs グリーンベイ・パッカーズ

チーム創設100年を超えるNFLを代表するライバル決戦。足の小指を骨折しながらプレイを続けるQBアーロン・ロジャースはバイウィーク明けで患部の回復具合が気になる。NFC第2シードをキープしているパッカーズだが、3チームが1ゲーム差にひしめくなど拮抗している。ここ3年、負け知らずと相性の良いベアーズ相手に勝利しておきたい。

ロサンゼルス・ラムズ vs アリゾナ・カージナルス

NFC西地区の首位攻防戦第2ラウンド。1位のカージナルスは先週の試合でQBカイラー・マレーとWRディアンドレ・ホプキンスが3試合ぶりに復帰。決戦を前に主力が戻り、万全の体制が整った。10月に対戦した際はマレーが2TDパスに加えて、ラン攻撃が合計216ヤードを稼いで圧勝した。ラムズは逆転での地区優勝をあげるためには絶対に負けられない一戦。マレーを攻略し、一矢報いることができるか。

NFL レギュラーシーズン 2021 第14週 ｜ 日程・配信予定

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