ヒューストン・テキサンズ vs フィラデルフィア・イーグルス
2004年以来の開幕7連勝と勢いに乗るイーグルスは、QBジェイレン・ハーツが直近2試合では6 TDパス、INT無しと絶好調。今季10TDパス中5 TDを占めるWR A.J・ブラウンとのホットラインに注目だ。ディフェンスでもトレードでDEロバート・クインを補強し、パスラッシュ陣に厚みが増した。ここまで1勝と元気のないテキサンズ相手に連勝を伸ばせるか。
ニューヨーク・ジェッツ vs バッファロー・ビルズ
AFC東地区の天王山。1993年シーズン以来の6勝1敗と好調のスタートで首位を走るビルズは平均失点がリーグ1位（14）、平均喪失ヤードがリーグ3位（298.1）、11 INT奪取がリーグ1位と鉄壁の守備を誇る。さらにここまで全7試合で20点以上を許していない。そんな絶好調のディフェンス陣に挑むジェッツはQBザック・ウィルソンの奮起が欠かせない。先週の試合では自己最多の355パスヤードを記録したが、3 INTと精彩を欠いた。1勝3敗と相性の悪いホームで番狂わせを狙う。
デトロイト・ライオンズ vs グリーンベイ・パッカーズ
4連敗中のパッカーズは、リーグ26位の平均得点（18.1）と深刻な得点不足に悩まされている。QBアーロン・ロジャースもインタビューで味方レシーバー陣に不満を表すなど不協和音も懸念される。リーグ5位の575ランヤードを記録するRBアーロン・ジョーンズを中心に、まずは地上戦から攻撃を展開していきたい。5連敗中のライオンズはオフェンスの核であったTE T.J・ホッケンソンをトレードで放出。直近3試合で平均11点と全く機能していないオフェンスをQBジャレッド・ゴフがどう立て直すのか注目だ。
アリゾナ・カージナルス vs シアトル・シーホークス
3連勝で地区首位を走るシーホークスは、QBジーノ・スミスがここまで13 TDパス、3 INT、QBレーティング107.2と10年目にして自己最多の数字と安定している。ランではルーキーRBケネス・ウォーカー3世が4試合連続でTDランをマークするなど攻撃のバランスが良い。リーグ22位の平均喪失ヤード（362.4）とリーグ30位の平均失点（26.3）と守備に苦しむカージナルス相手に4連勝なるか。
タンパベイ・バッカニアーズvs ロサンゼルス・ラムズ
シーズン前は優勝候補と呼ばれた2チームが苦しんでいる。NFC西地区3位にいる王者のラムズはQBマシュー・スタフォードの調子が上がってこない。昨シーズンは1 TDパス未満が17試合中4試合だったが、今季はすでに6試合と苦しんでいる。チームとしても7試合で合計13 TDと攻撃陣が噛み合っていない。ここで連敗となるとプレイオフ進出も怪しくなってくる。現在3連敗と不振のバッカニアーズだが、NFL南地区首位から1ゲーム差の2位とまだ地区優勝の可能性がある。まずは全く機能していないラン攻撃（リーグ最下位：平均61.9ヤード）の改善が必至だ。昨季のNFCディジョジョナルラウンドの再戦を制するのはどちらだ。
カンザスシティ・チーフス vs テネシー・タイタンズ
AFC西地区首位のチーフスはこの試合では「ストップ・ザ・キング」がテーマになるだろう。平均ラン喪失ヤードはリーグ3位（92）だが、タイタンズのRBデリック・ヘンリーは先週の試合でNFL史上最多タイのキャリア通算6回目の200ランヤード超え（219）を含めて、4試合連続100ランヤード以上と絶好調だ。対するタイタンズはQBパトリック・マホームズを中心とするリーグ2位のパス攻撃とどう対峙するか注目だ。直近2試合で合計237ヤード、2 TDとチーフスのエースレシーバーになったWRジュージュ・スミス・シュースターに警戒したい。空中戦vs地上戦の戦いを制するのはどちらだ。
ニューオリンズ・セインツ vs ボルティモア・レイブンズ
ランが持ち味の両チームの対決。セインツはRBアルビン・カマーラとTEテイサム・ヒルのコンビがカギを握る。レシーバーとしても活用されるカマーラは先週の試合で合計158スクリメージヤード、3 TD（ラン：1、パス：2）と大活躍。ヒルも10キャリーで61ヤードと登録はTEながらなんでも出来る万能型の選手だ。レシーバーの層が薄いなか、この2人の活躍に注目だ。レイブンズもラン攻撃はリーグ2位（165.6）と地上戦を得意としており、先週のバッカニアーズ戦でも合計231ランヤードと大暴れ。どちらのチームがランを抑えた方が勝利に近づくだろう。
関連ページ
● 2022 NFL カレンダー・日程 ｜ 放送・配信予定 ｜ DAZN番組表
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。