グリーンベイ・パッカーズvs テネシー・タイタンズ
先週の試合で連敗を5で止めたパッカーズは、QB アーロン・ロジャースがパス成功率70%、3 TDパス、QBレーティング146.7と復調。チームも今季最多の31点と攻撃陣が機能した。自己最多の4レシーブ、107ヤード、3 TDを挙げたルーキーWRクリスチャン・ワトキンスがエースQBの新”相棒”として2試合連続の大暴れに期待だ。
タイタンズは平均失点でリーグ8位(18.7)を誇る鉄壁な守備陣でロースコアに持ち込めることがカギになってくる。
インディアナポリス・コルツvs フィラデルフィア・イーグルス
開幕からの連勝が8で止まったイーグルスは、先週の試合で今季ワーストのターンオーバー4つとミスが多かった。平均142.7ヤードを誇るラン攻撃で得意の先行逃げ切りスタイルで攻め込んでいきたい。
対するコルツは、急きょ就任したジェフ・サタデーHC代行の手腕に注目が集まる。ベテランQBマット・ライアンを先発に復帰させるなど大胆な采配を見せ、周囲を驚かせた。かつてチームをスーパーボウル制覇に導いた名センターがチームを連勝に導けるか。
バッファロー・ビルズvs クリーブランド・ブラウンズ
2連敗でAFC東地区首位から3位に転落したビルズ。特にQBジョシュ・アレンが3試合で6 INT、そのうち4 INTは相手レッドゾーン内と重要な局面でのミスが目立つ。また、ここ2試合ではチームのリーディングラッシャーになるなど攻撃面で孤軍奮闘が続いている。エースの負担を軽減するためにもRBデビン・シングルタリーやRBジェームズ・クックのRB勢の奮闘が欠かせない。直近6戦で1勝と苦しむブラウンズ相手にホームで連敗は避けたい。
ピッツバーグ・スティーラーズvs シンシナティ・ベンガルズ
AFC北地区首位から1ゲーム差で追うベンガルズはRBジョー・ミクソンの活躍が必至だ。第9週のパンサーズ戦では合計211スクリメージヤード、5 TDの大暴れでチームの勝利に貢献。WRジャマー・チェイスが怪我で長期離脱により、エースRBに求められる役割が大きくなるだろう。平均ラン喪失ヤード(108)がリーグ6位とラン守備が得意のスティーラーズ相手に開幕週の雪辱を果たすことができるか。
ミネソタ・バイキングス vs ダラス・カウボーイズ
今季NFL最長タイの7連勝を挙げるなど絶好調のバイキングス。先週のビルズ戦で10レシーブ、193ヤードと圧巻のパフォーマンスを披露したWRジャスティン・ジェファーソンが攻撃の核だが、この試合ではRBダルビン・クックがカギを握るだろう。バイキングスのラン攻撃はリーグ23位(平均107ヤード)と下位に沈むが、カウボーイズのラン守備はリーグ29位と苦戦している。さらにはここ2試合連続で200ランヤード以上を与えるなど相手のランを止められていない。チームのリーディングラッシャーを中心に攻め立て、今季まだ負けなしのホームで連勝を伸ばせるか。
ロサンゼルス・チャージャーズ vs カンザスシティ・チーフス
AFC西地区を占う天王山。地区優勝のためには負けられないチャージャーズはQBジャスティン・ハーバートが復調してくるかに懸かっている。ここ4試合連続INT、QBレーティング85以下と苦戦、チームもその間は平均19.5点と攻撃陣が不発。レシーバー陣に怪我人が続出し、厳しい状況が続くが、若き司令塔がチームを勝利に導けるか。3連勝中のチーフスはオフェンスでNFL史上初の10選手が最低1 TDレシーブ以上を挙げるなど、パス攻撃のバランスが良い。ライバル相手にスウィープし、7年連続地区優勝へ一歩近づけるか。
アリゾナ・カージナルス vs サンフランシスコ・49ers
49ersのQBジミー・ガロポロは先週の試合で今季初のTDはなかったが、パス成功率67.9%、QBレーティング94.3と安定したパフォーマンスを披露。ディフェンスもここ2試合は相手オフェンスを平均15点に抑えるなど調子が上がってきた。カージナルスはハムストリングを怪我しているQBカイラー・マレーの出場は不透明。好調の49ers相手にチーム一丸で2連勝なるか。
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