テネシー・タイタンズvsダラス・カウボーイズ
5連敗でAFC北地区首位から陥落したタイタンズ。右足首の怪我で今季絶望のQBライアン・タネヒルに代わり、2試合連続でQBマリーク・ウィリスが先発予定となっている。先週のテキサンズ戦では自らの脚を使ってTDランを挙げたが、パスでは99ヤード、2INT、QBレーティング34.5と低迷。パス攻撃に不安が残るなか、頼みの綱はエースRBデリック・ヘンリーだろう。3試合連続のファンブルは気がかりだが、リーグ2位の1429ランヤード、13TDとタイタンズ攻撃陣の中心を担っている。負ければシーズン終了と絶体絶命のなか、“キング・ヘンリー”の走りに注目だ。
カンザスシティ・チーフスvsデンバー・ブロンコス
直近10戦で9勝1敗と絶好調のチーフスは攻守の両方で安定感が光る。AFC第1シード獲得に向けて残り2戦は負けられないが、QBパトリック・マホームズにとって対戦相手のブロンコス戦はキャリア通算ここまで負けなしの10連勝中と抜群の相性を誇る。第14週の対戦では3つのINTとミスが多かったものの、ディフェンスが踏ん張って勝利した。先週の試合で51失点と大敗を喫し、ヘッドコーチ解任とドタバタが続くブロンコス相手に4連勝を狙う。
ニューイングランド・ペイトリオッツvsマイアミ・ドルフィンズ
ペイトリオッツは先週のベンガルズ戦で第4クォーター終盤、相手自陣5ヤード内のファンブルが影響して惜敗。しかし、QBマック・ジョーンズは4サックを浴びながらも4試合ぶりのQBレーティング100以上(105.6)と復調。ホーム最終戦でファンに勝利を届けられるか。反対にドルフィンズはシーズン終盤にきて4連敗と急失速している。更にはQBトゥア・タンゴバイオラが脳震とうの疑いで欠場が濃厚。勝てばプレイオフ進出が決まる大一番で控えQBのテディ・ブリッジウォーターがどのような活躍を披露するか注目だ。
シアトル・シーホークスvsニューヨーク・ジェッツ
直近6試合で平均14.6点とオフェンスが不調のジェッツはこの試合からQBマイク・ホワイトが復帰予定。ルーキーながら1000ヤードレシーブ間近となったWRギャレット・ウィルソンを中心に攻撃陣が復調することがカギになってくる。ディフェンスが好調なだけに得点を重ねることが勝利への近道だ。対するシーホークスもここ2戦で奪った得点は23点のみと深刻な得点力不足に悩まされている。ここまでキャリアハイの3886パスヤード、27TDパスを挙げるQBジーノ・スミスの復調が欠かせない。
グリーンベイ・パッカーズvsミネソタ・バイキングス
ここにきて3連勝と好調のパッカーズは連勝を伸ばすためにバイキングスのWRジャスティン・ジェファーソンを止めることが至上命題だろう。今季は球団記録の1756レシーブヤードを挙げ、3試合連続で120レシーブヤード以上と絶好調の男に序盤からボールを集めてくることは間違いない。CBジャイール・アレクサンダーを筆頭に直近3戦で8ターンオーバーを奪取している守備陣の奮闘が欠かせない。
ボルティモア・レイブンズvsピッツバーグ・スティーラーズ
NFL屈指とも呼ばれるAFC北地区のライバル対決。プレイオフ進出にわずかな可能性を残すスティーラーズは守備陣が好調でここ4試合は合計で4TDしか許していない。しかし、オフェンスでは平均得点がリーグ29位(17.6)と苦戦。ルーキーQBケニー・ピケットは先週の試合で決勝TDに導くドライブを披露したが、TDはその1つのみと攻め手を欠いている。直近4戦で平均11.3点と堅守を誇るレイブンズに対してどう攻撃を展開していくのか注目だ。
シンシナティ・ベンガルズvsバッファロー・ビルズ
AFCで連勝街道を走る両チームの対決。6連勝中のビルズは平均得点リーグ4位(28)に対して平均失点(17.5)リーグ2位と攻守で抜群の安定感を誇る。オフェンスが不調でもディフェンスで勝つことができ、スキが見当たらない。対して7連勝中のベンガルズはQBジョー・バロウを中心に平均得点はリーグ5位タイ(26.1)とビルズに負けない破壊力を持っている。特にこの連勝中は被サック数が合計10回のみとアキレス腱だったオフェンスライン陣が安定してきたのは朗報だ。ビルズは勝利すればAFC第1シード獲得へ一歩前進。反対にベンガルズが勝てばビルズを抜いて第2シードに浮上する。どちらのチームが連勝を伸ばすことができるのか。
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