ラスベガス・レイダースvsカンザスシティ・チーフス
第5週の対戦では30-29でチーフスに軍配が上がったが、前半まではレイダースが10点リードと押していた。この試合でも接戦が予想される。
AFCトップの14勝目を狙うチーフスは、レイダースのRBジョシュ・ジェイコブスとWRデバンテ・アダムスを止めることが至上命題だ。
前回対戦では両者に100ヤード超えを許している。さらに2週連続で先発を務めるQBジャレット・スティッドハムは、先週の49ers戦で365パスヤード、3TD、QBレーティング108.1と状態は良い。勝利するためにはレイダースの攻撃陣を抑えることが勝敗を分けるカギになってくるだろう。
ジャクソンビル・ジャガーズvsテネシー・タイタンズ
勝ったチームがAFC南地区優勝、プレイオフ進出が決まる大一番。2017-18シーズン以来のプレイオフ進出を狙うジャガーズはQBトレバー・ローレンスの活躍が不可欠だ。
ここ2戦はTDパス無し、1INTと数字は今ひとつだが、11月以降のホームゲームでは3試合でパス成功率74%、8TDパス、1INTと好調だ。チームの命運は2021年の元「ドラ1」の右肩に懸かっている。
対するタイタンズはQBジョシュア・ドッブスが2週連続で先発する。また、怪我で先週の試合を欠場していたエースRBデリック・ヘンリーが復帰予定と明るいニュースも。6連敗を止め、4年連続プレイオフ進出なるか注目だ。
ベンガルズ vs レイブンズ
ベンガルズは先週のビルズ戦が試合途中で中止に。現地5日には同試合の中止が発表され、AFC北地区優勝が決定した。現在は7連勝中と好調を維持しており、最終戦も勝利で締めたいところ。対するレイブンズもプレイオフ進出がすでに決定。同地区のライバルを下して良い形でポストシーズンを迎えたい
マイアミ・ドルフィンズvsニューヨーク・ジェッツ
5連敗のドルフィンズは、プレイオフ進出には勝利しかない。しかしQBトゥア・タンゴバイオラは脳震とうで欠場、控えQBテディ・ブリッジウォーターも右手の怪我で出場が不透明で、残るQBはルーキーのスカイラー・トンプソンのみと緊急事態だ。
リーグ3位の平均パス獲得ヤード(273.2)とパス攻撃が持ち味だが、この試合ではRBジェフ・ウィルソンとRBラヒーム・モスタードのRBコンビを使ったランで攻撃を展開し、得点を重ねていきたい。
ワシントン・コマンダースvsダラス・カウボーイズ
直近7戦で6勝と絶好調のカウボーイズはこの試合で勝利し、イーグルスが負ければNFC東地区優勝とプレイオフで第2シードが決まる。
是が非でも勝ちが欲しい一戦で、ここ6試合で10INTを喫しているQBダク・プレスコットの奮起が欠かせない。今季はキャリアワーストの14INT、11試合の出場中9試合でINTを記録するなどミスの多さが気になる。今シーズンは4勝3敗と相性の悪いアウェイで、司令塔が堅実な試合運びを見せてチームを勝利に導くことができるか。
サンフランシスコ・49ersvsアリゾナ・カーディナルス
49ersのQBブロック・パーディは、5戦連続でパス成功率60%、2TDパス以上、チームとしても5試合中4試合で30点超えと攻撃陣を牽引。ルーキーながらここ4試合連続先発出場で負けなしと安定したプレイを見せている。
6連敗と元気のないカージナルスに連勝を伸ばしてプレイオフに弾みをつけたい。49ersは勝ちとイーグルスの負けでNFC第1シードを獲得する。
グリーンベイ・パッカーズvsデトロイト・ライオンズ
ライオンズは第8週まで1勝6敗と苦戦も、以降は7勝2敗と立て直してきた。QBジャレッド・ゴフは直近8試合で15TDパス、INTなし、QBレーティング108.4と安定感抜群だ。敵地ランボー・フィールドで勝利するにはこの男の右肩に懸かっている。
パッカーズは先週のバイキングス戦で圧勝を含めて、現在4連勝中と終盤にきて勢いが出てきた。百戦錬磨のQBアーロン・ロジャーズがホーム最終戦でどのようなパフォーマンスを披露するのか注目だ。
※NFC第7シードの進出条件
パッカーズ:勝利
ライオンズ:勝利+シーホークスの敗戦
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