スティーラーズ vs タイタンズ
タイタンズのQBウィル・レビスはデビュー戦となった先週の試合で、1961年のQBフランク・ターケントン氏以来となる4 TDパスと大活躍。正QBライアン・タネヒルが右足首の怪我で欠場のなか、強肩が持ち味のルーキーQBがチームを今季初の連勝に導けるのか注目だ。ホーム3連戦の初戦を落とし、連敗は避けたいスティーラーズは股関節の怪我で第2週から欠場が続いていたDTキャメロン・ヘイワードが復帰。LB T.J・ワットと共にレビスへプレッシャーをかけて、ミスを誘発させたい。
チーフスvsドルフィンズ
先週のブロンコス戦で今季最小の9点、5つのターンオーバーと精彩を欠き、6連勝でストップしたチーフス。勝利をあげて、バイウィークに入りたいこの試合ではQBパトリック・マホームズの復調が欠かせない。今季はリーグ5位の15 TDパスを上げるも、8 INTとミスが多く、平均得点も23.4点（12位）とまずまずだが、本来の爆発力に欠ける。RBアイザイヤ・パチェコやTEトラビス・ケルシーを中心にボールを集めて得点を重ねていきたい。対するドルフィンズはリーグ唯一の平均得点30点台（33.9）とオフェンスが好調。特にリーグトップのパス獲得ヤードとレシーブヤードを誇るQBトゥア・タンゴバイロアとWRタイリーク・ヒルのコンビは相手チームにとって脅威だ。王者相手にどのような戦い方をするのか見ものだ。
イーグルス vs カウボーイズ
コマンダース戦に勝利し、7勝1敗でNFLトップに立ったイーグルス。QBジェイレン・ハーツは先週の試合で319パスヤード、4 TDパス、QBレーティング135.7と今季最高のパフォーマンスで調子は上向き。また、エースWR A.J・ブラウンはNFL新記録の6試合連続125ヤードレシーブ以上と絶好調。どこまで記録を更新していくのかも見どころの一つだ。だが、カウボーイズも先週の試合で42点を挙げるなど攻守に隙がない。QBダク・プレスコットも今シーズンベストの304パスヤード、4 TDパス、QBレーティング133.7と良いリズムでこの試合に挑む。NFC東地区の頂上決戦を制するのはどちらだ。
ベンガルズ vs ビルズ
現在3連勝中と開幕直後の不振から脱却したベンガルズ。QBジョー・バロウはここ3戦でパス成功率77.9%、8 TDパス、2 INTと好調のチームを牽引している。3連勝のうち2戦で30点以上とオフェンスにリズムが出てきたが、唯一の気になる点は4試合連続で3サックを与えているOL陣だ。パスプロテクションが改善してくれば更に連勝を伸ばしてくるだろう。反対にビルズはQBジョシュ・アレンの右肩の状態が気になる。RBジェームズ・クックやRBラテービアス・マレーのラン攻撃でアレンの負担を減らしていきたい。
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