JLPGAツアーの第23戦、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントは長野県軽井沢町にある軽井沢72ゴルフ北コース(6679yd、パー72)で8月12日(金)に開幕する。3日間大会で争われ、賞金総額は8000万円、優勝賞金は1440万円だ。
昨年大会は悪天候で2日目の競技が中止に。3日目も10番からの9ホールのみのプレーとなり、27ホールの短縮競技になった。大会前週に開催された東京五輪の女子ゴルフで銀メダルを獲得した稲見萌寧に注目が集まる中で、小祝さくらが通算10アンダーで優勝(稲見は19位)。小祝は翌週の「CAT Ladies」も制覇するなど2週連続優勝へ弾みをつけた。
連覇が懸かる小祝と並んで注目選手に挙げたいのが、NECと所属契約を結ぶホステスプロの安田祐香だ。米ツアー1勝&国内ツアー6勝の古江彩佳、国内ツアー6勝の西村優菜、国内ツアー2勝の吉田優利と同じ”ミレニアム世代”の21歳。アマ時代は安田が世代をけん引する存在だったが、昨季はシード獲得も逃すなど、プロ転向後は後塵を拝している。
今季もなかなか優勝争いに加われていない中で、前回出場した2週間前の「楽天スーパーレディース」では2位タイで決勝ラウンドに進出した。第3ラウンドを前に熱中症で無念の棄権となったが、ゴルフの状態は上向いてきたと期待したい。まずはディフェンディングチャンピオンの小祝と、「楽天」でノーボギー優勝を果たし「全英女子オープン」帰りの勝みなみとの予選ラウンドで好発進を決めたい。
全英女子に出場した西郷真央や西村が欠場する中で、賞金ランク3位の稲見は全英帰りの堀琴音、原英莉花と同組に。安田と同じくNEC所属の原江里菜は不動裕理、イ・ボミ(韓国)とのペアリングになった。安田の姉でキャディ経験もあるアマチュアの安田美祐も出場する。
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