JLPGAツアー2022シーズン第34戦「樋口久子 三菱電機レディス」が28日（金）から埼玉県飯能市の武蔵丘ゴルフコース（6650yd/パー72）で開催される。賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円。昨年覇者として渋野日向子が、今季国内ツアー2試合目の出場を果たす。
昨年は窮地から這い上がる、まさに渋野の”らしさ”が詰まった大会になった。最終ラウンドでは、2打ビハインドで迎えた正規の最終18番（パー5）でバーディを奪い、首位にいたペ・ソンウ（韓国）がまさかのボギーを叩いた。土壇場で2打追いつき18番でのプレーオフに突入。その1ホール目にスーパーショットで2オンから劇的なイーグルを奪い、ペを下した。
ディフェンディングチャンピオンとして迎える大会の初日は、賞金&ポイントランキングでトップを走る山下美夢有、先週の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」で今季2勝目を挙げたルーキーの川崎春花との最注目組になった。前回出場した5月の国内ツアー「ブリヂストンレディスオープン」では予選落ちを喫しただけに、日本のファンの前で再び勇姿を見せたいところだ。
米女子ツアーを主戦場にする畑岡奈紗も同じく出場。日本での試合は昨夏の東京五輪、国内ツアーは日本単独開催になった2020年の「TOTOジャパンクラシック」以来になる。渋野の連覇に立ちはだかる急先鋒として西郷真央、渡邉彩香と同じ組でプレーする。
2020年大会チャンピオンの西村優菜は稲見萌寧、吉田優利と同組に。優勝すれば生涯獲得賞金額が10億円を突破する2014年大会覇者の上田桃子は、小祝さくら、菅沼菜々と最初の18ホールをプレーする。
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