JLPGAツアー2023のシーズン第25戦「ニトリレディス」が24日(木)、北海道小樽市の名門・小樽カントリー倶楽部(6695yards/パー72)で開幕する。大会期間は4日間、賞金総額1億円、優勝賞金は1800万円だ。
石狩湾に面したフラットなシーサイドコースでの4日間大会は、毎年好勝負が生まれている。その中で大会2連覇中なのが、復活を期する2020-21シーズンの女王・稲見萌寧だ。コース難易度がグッと増した前年最終日に耐えのゴルフで「70」と伸ばし、初日から首位を守った原英莉花を逆転。プロ100試合目の節目で勝利を飾った。
今季はシーズン中盤に予選落ちが相次いだが、6月の「ニチレイレディス」から8試合連続で決勝ラウンドに進出。2週間前の「NEC軽井沢72ゴルフ」では5位に入るなど、上イア争いへの準備を着実に進めているように見える。
腰痛からスイングを見直し、低迷期を迎えたが、まだ24歳。お得意のコースで同一大会3連覇を成し遂げれば、アニカ・ソレンスタム(2001〜05年のTOTOジャパンクラシック)、ローラ・デービース(1994~96年の伊藤園レディス)、申ジエ(2014~16年のニチレイレディス)に続く史上4人目。日本人としては初の快挙になる。
前年に優勝を争い同じく腰の不調から復帰した原英莉花と前週に悲願の初優勝を挙げた蛭田みな美と予選ラウンド2日間を回る。
前週に体調不良で欠場した山下美夢有は欠場。一方で海外メジャーの好成績でメルセデスランキングトップに立った申ジエは6月の「アース・モンダミンカップ」以来の国内ツアー復帰だ。ライバル不在の大会で悲願の女王へ差をつけたいところだ。
北海道出身の小祝さくらは、今季大ブレークした櫻井心那と佐藤心結と同組。3選手とも大会主催のニトリ所属のホステスプロだ。アマチュアの馬場咲希は、川崎春花と藤田さいきと同組になった。
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