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もがいた黄金世代たちの”逆襲” 日米で存在感放った一週間 | JLPGAツアー

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もがいた黄金世代たちの”逆襲” 日米で存在感放った一週間 | JLPGAツアーDAZN
【ゴルフ】渋野日向子や河本結、そして国内ツアー「ヨネックスレディス」で復活優勝した新垣比菜。黄金世代として注目された3人は苦しい時間を過ごし、見事な復活劇を遂げている。
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「全米女子オープン」で日本人初となる海外メジャー複数回優勝の偉業を成し遂げた笹生優花。世界トップレベルのショット力に加えて、ビッグタイトルを獲得する試合で見せるアプローチ技術は一級品だ。そんな22歳の陰で、前週はもがき続けていた黄金世代のメンバーが存在感を放った一週間でもあった。

笹生と優勝争いを演じた渋野日向子。米ツアーのシード権を逃した今季は、出場試合で着実にポイントを加算させる必要があったが、「全米女子オープン」を前に9試合で6度の予選落ちを味わった。出場優先順を争うリシャッフルでふるいにかけられ、主戦場の出場試合がさらに絞られてもおかしくない、いわば絶望的な状況だった。

しかし1試合で状況を一変させる爆発力は、渋野の魅力の一つだ。大会初日からまずまずの滑り出しを見せると3日目に「66」でプレーして浮上。最終日は笹生の1組後、最終組の1組前でプレーしてサンデーバックナインまで海外メジャー2勝目の可能性を残した。

もちろん長い時間をかけて、もがき苦しみ、トライアンドエラーを繰り返した末のランカスターCCでの好プレーだったのだろう。昨年末から上田桃子ら指導する辻村明志コーチに師事し、オフは徹底的に自らのスイングを磨き直した。全米直前にシャフトを柔らかくし、今大会前にはわずかにだが、好感触を示していた。

かすかな手応えと結果が結びついたことは大きい。それに並の選手では復調気配を感じたとしても海外メジャーで優勝争いなどできない。”ビギナーズラック”と言われたこともあったが「全英女子オープン」を制した素質は、間違いなくトップ選手のものだ。今大会後に渋野が「新たな章が始まった感じ。すごく前向きです」と話したように、今週の米ツアー「ショップライトLPGAクラシック」で手応えをさらに確かなものにしたい。

そして、渋野とともに「全米女子オープン」に出場した河本結も復調気配を感じさせる一人だ。予選会を勝ち抜いて出場権を得た大会は39位で終えたが、上位争いを狙えるポジションで予選を通過した。かつて苦杯をなめた米ツアーで復活の歩みを示した。

渋野や笹生、古江彩佳らが米ツアーに主戦場を移す前の2020年に米ツアーに挑戦したが、ちょうどコロナ禍と重なった。日本にいても混乱するほどの時期に海を渡った。環境にも適応できず、1年半で撤退した。

一度狂った歯車を整えることは容易ではない。昨季は賞金シードを喪失した。このまま表舞台からフェードアウトする選手も少なくない。それでも今オフに不退転な決意を固めて復活にかけた。技術面だけでなくメンタル面の改善も着手した。生活のすべてをゴルフに捧げているとっても過言ではない。

2020-21シーズンの女王で東京五輪の銀メダリスト・稲見萌寧がかねて「尊敬する選手」と言うなど、技術レベルは世代でもトップクラスだ。徐々に自信を取り戻すと、5月の国内ツアー「ブリヂストンレディス」では優勝争いを演じて2位に入った。

勝ちきれずに悔しい思いはしたが、SNSには大きな反響が見られた。「アクサレディス」以来になる復活優勝を望むファンは多い。トレードマークのリボンを風になびかせトロフィを掲げて欲しい。

そしてJLPGAツアーの2024シーズン第14戦「ヨネックスレディス」で復活優勝を遂げたのが新垣比菜だ。勝みなみとともに、アマチュア旋風を担った1人。黄金世代の第一人者的な存在と言える。

地元・沖縄の「ダイキンオーキッドレディス」に12歳から出場すると、アマチュア時代からツアーで優勝争いにも加わるなどプロ顔負けの存在感を発揮した。プロとしてのルーキーイヤーである18年「サイバーエージェントレディス」で、当時国内ツアーでプレーした黄金世代の中で最も早くプロ初優勝を挙げたのも新垣だった。

世代を牽引する1人として期待されたが、成績は徐々に下降した。ツアー会場の練習場では、ショットが散り、パットも真っ直ぐ打てなくなるほどの不調に立たされた姿があった。ここ数年は渋野を全英制覇に導いた青木翔コーチに師事。一歩ずつ着実に復活の道を歩み、前週ついに結実させた。
新垣の兄でキャディを務めた我如古夢蔵さんの涙がすべてを物語っていた。若くして苦境に立たされた黄金世代の3人。華やかな活躍があり、スポットライトを浴びた時間があるからこそ、結果を残せない日々は暗く孤独の戦いだっただろう。

さらに笹生や山下を中心に女子ゴルフ界は、若手の台頭が著しい。しかし、かつて上田桃子や藤田さいきといったベテランたちも活躍を見せている世界でもある。今年26歳の黄金世代。完全復活というのは早いかもしれないが、きっとまだまだキャリアを輝かせられる。

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