ラ・リーガ第37節が現地時間5月16日に行われた。
第37節の総評
首位アトレティコ・マドリードは、オサスナと対戦。前半からチャンスを作るもゴールを奪えないでいると、75分に痛恨の失点。厳しい状況に追い込まれる。
しかし、ここから猛攻開始。82分、飛び出した交代出場のレナン・ロディが強烈なシュートを叩き込んで同点に追いつく。そして89分、ヤニック・フェレイラ・カラスコの折り返しをボックス内フリーのルイス・スアレスが流し込み、2-1で劇的な逆転勝利を飾った。
2位レアル・マドリードは、アスレティック・ビルバオに1-0で勝利。ビルバオの激しい守備に苦しんでいたレアル・マドリードだったが、68分にCKのこぼれからカゼミロの折り返しをナチョが押し込み、これが決勝点となった。
一方3位バルセロナは、セルタに1-2と痛恨の敗戦。リオネル・メッシの今季30点目で先制したものの、38分にサンティ・ミナにミドルを叩き込まれる。そして89分にもミナにネットを揺らされ、そのまま敗れた。
またヘタフェでは、途中出場の久保建英が大仕事。1-1で迎えたレバンテ戦の75分からピッチに立つとその10分後、相手GKのクリアを拾ってドリブルでゴールへ直進。ボックス手前から左足を一閃し、強烈なシュートを突き刺した。日本代表MFの今季リーグ戦初ゴールで、ヘタフェが2-1で勝利している。
そのほか、武藤嘉紀が先発したエイバルはバレンシアに1-4と完敗。ウエスカはレアル・ベティスに0-1と敗戦、岡崎慎司に出番は訪れなかった。
この結果、アトレティコが勝ち点83、レアル・マドリードが同81に。バルセロナは同76のままで、今季の優勝争いはマドリードの2チームに絞られた。また、久保のゴールで勝利したヘタフェの残留が確定。一方で最下位エイバルの降格が決定した。
第37節の結果
アラベス 4-2 グラナダ
【得点者】ア：P.ポンス（8分）、R.ドゥアルテ（21分）、ホセル（66分）、L.リオハ（72分） グ：J.モリーナ（31分）、プエルタス（63分）
ビルバオ 0-1 レアル・マドリード
【得点者】ナチョ（68分）
アトレティコ 2-1 オサスナ
【得点者】ア：ロディ（82分）、L.スアレス（88分） オ：ブディミル（75分）
バルセロナ 1-2 セルタ
【得点者】バ：メッシ（28分） セ：ミナ（38分、89分）
ベティス 1-0 ウエスカ
【得点者】B.イグレシアス（57分／PK）
ヘタフェ 2-1 レバンテ
【得点者】ヘ：C.アレニャー（13分）、久保建英（84分） レ：メレーロ（30分）
カディス 1-3 エルチェ
【得点者】カ：ホセ・マリ（15分／PK） エ：ペレ・ミージャ（58分）、D.ゴンサレス（64分）、フィデル（88分）
ソシエダ 4-1 バジャドリード
【得点者】ソ：イサク（6分、16分）、D.シルバ（28分）、ヤヌザイ（35分／PK） バ：マルコス・アンドレ（82分）
バレンシア 4-1 エイバル
【得点者】バ：ゲデス（3分、49分）、ソレール（19分、30分） エ：B.ヒル（38分）
ビジャレアル 4-0 セビージャ
【得点者】バッカ（34分、47分、79分）、G.モレーノ（66分）
最終節の日程・対戦カード
| 開催日 | キックオフ （日本時間） | 試合 |
|---|---|---|
| 5/22（土） | 4:00 | レバンテ vs カディス |
| 5/24（月） | 1:00 | セルタ vs ベティス |
| 5/24（月） | 1:00 | エイバル vs バルセロナ |
| 5/24（月） | 1:00 | グラナダ vs ヘタフェ |
| 5/24（月） | 1:00 | ウエスカ vs バレンシア |
| 5/24（月） | 1:00 | オサスナ vs ソシエダ |
| 5/24（月） | 1:00 | レアル・マドリード vs ビジャレアル |
| 5/24（月） | 1:00 | セビージャ vs アラベス |
| 5/24（月） | 1:00 | バジャドリード vs アトレティコ |
| 5/24（月） | 1:00 | エルチェ vs ビルバオ |
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