サウサンプトンに期限付きしている日本代表FW南野拓実が、2020-21シーズンから所属元リヴァプールで役割を与えられる可能性はあるのだろうか。『リヴァプール・エコー』が分析している。
2020年初めにリヴァプールに完全移籍したが、多くの出場時間を確保することができなかった南野。2021年2月にはサウサンプトンにレンタル移籍し、新天地デビューからの3試合では2ゴールを奪った。
リヴァプールの地元紙は、南野の2021-22シーズンについて分析。レンタル中の選手の中から数名が所属元に帰還するとし、南野は「最も興味深いケース」として紹介された。
ザルツブルク所属時のUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)でリヴァプール相手に印象的な得点を叩き込み、移籍後にもクリスマス前にプレミアリーグ初ゴールをマークしていただけに、そこから出場機会をあまり与えられなかったことは「ファンにとって驚きだった」と指摘している。
また、サウサンプトン加入後についても十分な出番は得られていないと見ているようだ。
「2020-21シーズン後半戦はサウサンプトンで過ごすことになった。セインツでの最初の3試合で2ゴールを奪ったが、リヴァプールが期待したほど頻繁には起用されていない。ラルフ・ハーゼンヒュットルの下では、リヴァプールでのハーフシーズンよりもリーグ戦で出番を得ているが、イングランドでの通算出場時間は1000分にも満たない」
一方で、同紙は南野のボール奪取力が高まっていることを強調。21-22シーズンに有用なオプションになる可能性もあると分析された。
「しかし『FBRef』のスタッツを見てみると、ミナミノはリヴァプールの時よりもプレッシングの回数が減少した一方で、ボール回収数が増えていることが分かる。もし彼がプレスのリーダーとしてのスタイルを磨き上げることができれば、たとえゴール数がこれまでのところやや物足りないものであったとしても、来シーズンはクロップにとって有用なローテーションの選択肢となるだろう」
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