今季の命運を占う大きな戦いが早くもやってきた。
開幕から2ヶ月経ち、シーズンの約4分の1近くを消化したJリーグ。現時点でJ1で最も好調なチームと言えば、首位・川崎フロンターレと2位・名古屋グランパスだ。その両チームによる “覇権争い”となる2連戦が今週29日(木)、来月4日(火)に開催される。
Jリーグでは、この4月29日の試合を皮切りに、5月16日まで"ライバルとの対戦"が集中的に組まれており、DAZNでは『ライバルウィーク』と同期間を銘打ち特集。中でも目玉となる対戦がこの2連戦だ。
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『Jリーグプレビューショー#9』では、29日に豊田スタジアムで幕を開ける"第一ラウンド"を特集し、その注目ポイントとして勝負の命運を握る両ドリブラーに迫っている。
開幕から12試合でリーグ最多30得点を記録し、無敗で首位を走る川崎F。圧倒的な攻撃陣で異彩を放っているのがMF三笘薫だ。リーグ全体で1位のラストパス数をはじめ、スルーパスやドリブルの数でもチームトップの数字を記録。“ヌルヌルドリブル”と評される特徴的なドリブルは、数多くの相手を苦しめてきた最大の武器だ。
一方で、わずか3失点と堅守をストロングポイントに首位を猛追する名古屋にも、MF相馬勇紀というドリブラーが君臨する。アシスト、ラストパス、ドリブルなど数多くの項目でチームトップの数字を記録。その堅守から一気にゴールへと迫るカウンター時に、相手の脅威となってきた名古屋の特攻隊長は、サイドを切り裂き、数々のゴールを演出している。
東京五輪世代の日本代表候補でもある両ドリブラーは、同じ左サイドを主戦場とするライバル同士。スピードに乗ったら止められないドリブルを武器としながらも、それぞれ互いの最大の武器を「タイプが違う」と言及している。
相馬は、三笘の凄さをこう語る。
「どちらかというとドリブルしながらスピードに乗っていく。ただ普通の人とは、ドリブルで相手を剥がすタイミングがワンテンポ速いんですよ。普通の人は、1、2で仕掛けるところを1のタイミングで相手の逆にボールを転がしている。大学時代よりも縦にいく推進力も増えたし、さらにすごいものになっている」。
一方で三笘もライバルのドリブルの凄さを絶賛し、「馬力があってスピードもあるので、縦に突破される回数も多いし、カットインからのクロスやミドルもあるのでケアしなければいけない。初速もあって持続してスピードも速い。とにかく速いです」と語っている。
互いの実力を認め合い、リスペクトし合う両ドリブラー。
この天王山では、自らの武器で何度スタジアムを沸かせてくれるか。勝負の命運を握る若き二人のドリブラーに注目だ。
Jリーグプレビューショー
毎週金曜日朝6時に配信される『Jリーグプレビューショー』では、週末のカードから注目試合をピックアップし、各節の見どころを紹介する。
『#9』では、首位・川崎フロンターレと2位・名古屋グランパスの2連戦のうち、"第一ラウンド"を特別特集。勝負の命運を握る名古屋MF相馬勇紀と川崎F・MF三笘薫の両ドリブラーについて迫っている。
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