4月29日から5月16日からの18日間をDAZNは『DAZN RIVAL WEEKS(ダゾーンライバルウィークス)』と銘を打ってJリーグを盛り上げる。明治安田J1、J2、J3のカテゴリーを問わず対象試合は全19試合。『意地vs意地の2週間』と称し、全国各地を熱狂させる。
まず注目は4月29日と5月4日に組まれている川崎Fと名古屋の対決。今季の優勝争いを賑わす両チームがこの短期間で直接対決2連戦を行う。クラブ史上2度目のリーグ連覇を狙うと川崎Fと11年ぶり2度目の優勝を目指す名古屋の一戦は“2021覇権争い”。国内最高峰レベルのバトルが期待される。
その天王山に挟まれる形で行われるのが5月2日のセレッソ大阪とガンバ大阪の“大阪ダービー”だ。昨季に続き新型コロナウイルスの影響でリモートマッチになってしまったことが残念でならないが、レヴィー・クルピ監督が通算4度目の就任を果たしたC大阪のホームに、宮本恒靖監督が率いて4シーズン目となるG大阪が乗り込む。大阪で1番熱い日になることは間違いない。
5試合が組まれている“オリジナル10対決”の中で最注目カードは、Jリーグ開幕から28年目を迎える5月15日に実現する鹿島アントラーズと横浜F・マリノスのカード。Jリーグ発足時からあるチームの中でJ2降格を経験したことのない両チームが鹿島スタジアムでしのぎを削り合う。
また、同日には地域ごとのライバルがぶつかり合う“ダービー”も多く開催される。サンフレッチェ広島と徳島ヴォルティスの“中四国決戦や”大分トリニータとサガン鳥栖の“バトル・オブ・九州”、横浜FCと湘南ベルマーレの“神奈川ダービー”、ヴィッセル神戸とC大阪の“神阪ダービー”が実現する。
J2とJ3では様々なダービーが開催
J2やJ3に目を移しても熱い戦いがズラリと並ぶ。
J2では5月9日に4カードが組まれている。水戸ホーリーホックと栃木SCの“北関東ダービー”は、この両チームにザスパクサツ群馬を加えた3チームでの争い。いまやJ2名物の1つと言えるだろう。
そして、SC相模原と町田ゼルビアの“武相決戦”は互いにJFLを戦ってきてからのライバル関係で2014シーズン、2015シーズンの2年間にわたってJ3屈指の“ダービー”として盛り上がりを見せていた。その後、町田がJ2に昇格したことで空白の期間が続いたが、今季6年ぶりに実現。J2の舞台では初めての“武相決戦”となる。
J3は5月16日に2試合を実施。FC今治とカマタマーレ讃岐の“四国ダービー”、福島ユナイテッドとヴァンラーレ八戸の“東北ダービー”が開催される。地域の威厳をかけた熱く激しい戦いになるだろう。
この『ライバルウィーク』は、まだまだ日本では浸透していないが、毎年、メジャーリーグサッカー(MLS)では高い注目度を誇る。“ライバル同士の対戦”や“ダービーマッチ”を特定の期間に集中開催し、その期間限定の冠スポンサーを募るなど、普段よりも露出の機会が多くしリーグの盛り上げを図っている。
ヨーロッパや中南米と比べたら、ダービーマッチの意味合いが薄い日本においても、より地域同士やクラブ同士の“絶対に負けたくない”という意識が高まれば、いま以上の盛り上がりを見せそうだ。熱戦必至の『ライバルウィーク』から目が離せない。
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