グループI
川崎F 1-1 蔚山現代
初戦からグループステージ最大のライバルである韓国の蔚山現代と対戦した川崎Fは、序盤から相手に主導権を握られる難しい展開でスタートした。巧みにバイタルエリアに侵入されていた川崎Fが失点を許したのが21分の場面。前線からプレッシャーをかける中で、相手にロングボールを出されると、これに抜け出したFWレオナルドがDF谷口彰悟を振り切り、左足のシュート。これがゴール左に決まり、蔚山現代が先制点を手にした。
後半に入り川崎Fはシステムを【4-3-3】気味に変えていくことで、徐々に相手を押し込んでいけるようになる。ただ、相手の守護神・チョ ヒョヌの好セーブもあって、なかなかチャンスをゴールに結実できない。それでも後半のアディショナルタイムだった。セットプレーのボールを相手GKがファンブルすると、そのミスを逃さずに途中出場のDF車屋紳太郎が押し込み、同点弾を奪取。何とかドロー決着に持ちこんだ。
試合後、鬼木達監督は「最後まで諦めない姿勢、それがこのゲームでは非常に重要だと話していました。その中でしっかりやってくれた。勝ち点1は非常に大きいもので、最後まで諦めない姿勢は非常に頼もしく思います」と試合を振り返り、大きな勝点を得たと評価した。
グループF
セーラーズ 1-4 浦和
3年ぶりのACLに臨む浦和の初戦は快勝劇となった。序盤こそ相手の高さに苦戦する部分はあったが、時間が進むごとにボールを動かしながら攻撃を展開。8分にはFW江坂任のクロスにFWキャスパー・ユンカーがヘディングで合わせ、あっさり先制に成功する。これで勢いに乗ると、15分に江坂、42分にFWダヴィド・モーベルグが追加点を奪取。リードを3点に広げることとなった。
3点目を奪った直後にモーベルグが自陣ゴールにパスを流し込んでしまうオウンゴールで1点を失ったが、後半も大きく流れは変わらず。47分にはMF松尾佑介が相手の勢いを削ぐ、4点目をあげることでリードをさらに広げた。終盤は相手のパワープレーにもしっかり対抗し、しのぎ切った浦和は4-1で勝利。大きな初戦で勝点3を獲得することに成功している。
試合後、リカルド・ロドリゲス監督は「昨日の記者会見でも、こういった大会での最初のゲームは勝つことが非常に大事だという話をしましたが、それを達成できました。改善点は常にあるものですが、試合を通して良い戦いができたと思っています。チャンスもたくさんつくれましたし、この気温や難しい気候の中、選手たちはよくやってくれた」と選手を称え、初戦の勝利を喜んだ。
ACL 4月16日対戦カード
Gr. | 時間 | 試合 | 解説・実況 |
---|---|---|---|
H第1節 | 20:00 | ホアンアイン・ザライ vs 横浜F・マリノス | 解:中澤 佑二 実:原大悟 |
J第1節 | 20:00 | 傑志体育会 vs チェンライ・ユナイテッド | |
H第1節 | 23:00 | 全北現代モータース vs シドニー |
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