明治安田生命J1リーグ第4節 放送日程・見どころ
7月11日
19:00 川崎フロンターレ vs 柏レイソル（J1）
川崎フロンターレは前節快勝したアウェーの多摩川クラシコで、FWレアンドロ・ダミアンが今季初得点。2アシストを記録するなど4得点全てに絡み、出色のパフォーマンスを見せつけた。そんなダミアンだが、昨シーズン得点を決めたリーグ戦のホームゲームでは1敗3分け。今度こそ自身のゴールで、等々力に集ったサポーターへ勝ち点3を届けられることができるか。対する柏レイソルは、FWオルンガの2試合連続無得点に引きずられるように2連敗。エースに集中するマークを分散するためには、J1では3シーズンぶりとなる得点を決めた呉屋大翔や、江坂任といったパートナーが鍵を握りそうだ。
19:00 大分トリニータ vs ヴィッセル神戸（J1）
途中交代で入ったFW髙澤優也、三平和司がしっかりと結果を残し、終盤の逆転劇でサンフレッチェ広島に黒星をつけた大分トリニータ。特に昨季J3でリーグ2位の17得点をマークして、“飛び級”で大分にやってきた髙澤は、トリニータサポーターならずとも見ておきたい有望株だ。一方のヴィッセル神戸のキープレーヤーは、大分をJ1に引き上げた立役者とも言えるFW藤本憲明。こちらはJFL、J3、J2でのプレーを経てシンデレラストーリーの階段を上ってきたストライカーだ。中2日でのアウェー2連戦を連勝で飾ることができるか、古巣相手への一撃に期待しよう。
7月12日
18:00 横浜FC vs ベガルタ仙台（J1）
チーム最年少・斉藤光毅のJ1初得点で、13年ぶりとなるJ1での勝利を挙げた横浜FC。星キョーワァンや瀬古樹といった大卒ルーキーもチームの主軸となりつつあり、旋風を巻き起こす気配が漂う。対するベガルタ仙台は前節の浦和レッズ戦でスルーパスから好機を演出したFWアレクサンドレ・ゲデスが面白い。ポルトガルの年代別代表経歴を持ち、2013年のU-19欧州選手権では得点王と実績も十分。今度はゴールという結果で期待に応えたい。
18:00 清水エスパルス vs ガンバ大阪（J1）
前節の清水エスパルスは先発メンバーを5人入れ替えたものの実らず、開幕3連敗。ルーキーのMF鈴木唯人が好パフォーマンスを見せた一方で、チャンスを生かせない前線のアタッカーは気がかりだ。ガンバ大阪の前節は終了間際にFW渡邉千真が同点ゴールを決め、名古屋グランパスから勝ち点1をもぎ取った。2バックやロングボールの放り込みなど得点への執念を見せた宮本恒靖監督の采配は、今節も勝負のポイントを握りそうだ。
18:00 サガン鳥栖 vs サンフレッチェ広島（J1）
ここまで18チーム中唯一ゴールがなく、15位に沈んでいるサガン鳥栖。その中にあって明るい材料は、前節途中出場でスピードに乗った飛び出しを見せたFW林大地だ。強気な姿勢が光る大卒ルーキーが、チームの救世主となれるかどうか注目しよう。サンフレッチェ広島は前節逆転負けを喫して、連勝が3でストップ。公式戦4試合連続ゴールと好調をキープするレアンドロ・ペレイラの存在は心強いが、試合のクローズに課題を残した。過密日程の中で城福浩監督がどのようにカードを切っていくのか、その手腕が問われそうだ。
19:00 浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ（J1）
浦和レッズは劣勢に回った前節のベガルタ仙台戦でFWレオナルド、興梠慎三がゴールを決めてしぶとく勝利。レッズ通算100得点に乗せた興梠は、J1通算150得点にもあと1と迫った。プロキャリアをスタートさせた古巣相手に2試合連続メモリアルゴールとなるか今節も目が離せない。3連敗で最下位に沈む鹿島アントラーズにとっては何とか逆襲のきっかけをつかみたい一戦。ここまでの公式戦で挙げたのはオウンゴールの1得点のみと得点力不足を抱えるだけに、鳴り物入りで加入したFWエヴェラウドら新戦力の本領発揮に期待がかかる。
19:00 湘南ベルマーレ vs 北海道コンサドーレ札幌（J1）
湘南ベルマーレの注目選手は、前節の横浜F・マリノス戦でJ1初ゴールをマークした20歳のMF鈴木冬一。タイミングの良い仕掛けとクロスを武器に、サイドを上下動することができる東京五輪世代のレフティーだ。対する北海道コンサドーレ札幌は、3試合連続ゴール中だったFW鈴木武蔵が左足の太もも裏を痛めて負傷交代。FWジェイも右足首の打撲を抱えているだけに、昨シーズン湘南相手にルヴァンカップでゴールを決めているMF金子拓郎ら、若手選手の奮起が期待される。
19:00 セレッソ大阪 vs 名古屋グランパス（J1）
唯一の3連勝を飾り、首位に躍り出たセレッソ大阪。じっくりとブロックを敷いて構える堅い守備は、J1最少失点を記録した昨季から継続しているストロングポイントだ。また、ここまでのチーム平均スプリント数はリーグ平均の166を大きく下回る最少の「133」。過密日程の中で効率と結果を両立させ、4連勝を狙っている。難攻不落の牙城を打ち破るべく、名古屋グランパスで期待がかかるのは出場停止明けのFW相馬勇紀。特別指定選手だった2018年にJリーグ初ゴールを決めたC大阪を相手に、再び韋駄天ぶりを証明したい。
19:30 横浜F・マリノス vs FC東京（J1）
昨季王者の横浜F・マリノスと2位のFC東京が激突する今節最大のビッグマッチだ。MF天野純、FWオナイウ阿道と、新加入選手が結果を残した横浜F・マリノスは3試合目にして今季初勝利。J1通算100試合出場に王手をかけたMF遠藤渓太は昨季最終節のFC東京戦でドリブル突破から鮮やかなゴールを決めただけに、この一戦でも注目するべき選手の一人だ。対するFC東京は、ショッキングな大敗を喫した前節の川崎フロンターレ戦から切り替えられるかが焦点。MF橋本拳人のFCロストフ（ロシア）への移籍が発表された中、昨シーズンのリベンジを果たして新たなスタートを切りたい。
順位表
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