決勝の総評
コッパ・イタリア決勝のアタランタ対ユヴェントスが19日に開催された。
58年ぶり2度目のコッパ・イタリア優勝を目指すアタランタと、最多14度目の戴冠を狙うユヴェントスが相まみえた。
試合開始3分、アタランタはボックス左奥に侵入したドゥバン・サパタの折り返しをホセ・ルイス・パロミーノが合わせたが、今季限りでのユーヴェ退団を表明しているGKジャンルイジ・ブッフォンがビッグセーブ。アタランタは直後にもサパタがわずかに枠をはずれる際どいシュートを放つなど攻勢に出る。
それでも、先手を取ったのはユヴェントスだった。31分、クリスティアーノ・ロナウドの仕掛けはDFに潰されるも、最後はウェストン・マッケニーのパスを受けたデヤン・クルゼフスキがボックス右からファーサイドにコントロールシュートを流し込んだ。
しかし、アタランタも気落ちせずに反撃に出る。41分には左サイドからハンス・ハテブールが折り返しのボールを入れると、これを正面で受けたルスラン・マリノフスキーが力強いシュートを突き刺して同点に追いつく。
1-1で迎えた後半、ユヴェントスはC・ロナウドのお膳立てからフェデリコ・キエーザがゴール前で絶好機を得るも、シュートは右ポストに弾かれる。それでも、73分にはクルゼフスキとのワンツーでボックス左に抜け出したキエーザが今度はきっちりと決めて、勝ち越し弾を挙げる。
その後、アタランタがリスクを冒して前に出たが、ユヴェントスがこれをシャットアウト。3季ぶり14度目の優勝を果たし、アンドレア・ピルロ体制となって初の主要タイトルを手にした。
決勝の結果
アタランタ 1-2 ユヴェントス
【得点者】ア:マリノフスキー(41分) ユ:クルゼフスキ(31分)、キエーザ(73分)
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