ベルギー代表の功労者、トーマス・フェルマーレンが現地21日に現役引退を発表した。今後はベルギー代表のコーチングスタッフに加わり、ロベルト・マルティネス監督や選手たちをサポートしていく。
アヤックスを皮切りに、RKC(アヤックスからのローン)、アーセナル、バルセロナ、ローマ、ヴィッセル神戸を渡り歩いた36歳は、熟慮の末に引退を決断したそうだが、すでに新たなチャレンジに意欲を燃やしている。現地『Het Belang van Limburg』が本人の言葉を伝えた。
「この挑戦を本当に楽しみにしています。カタール・ワールドカップの準備期間に、ロベルト・マルティネスのアシスタントの一人になれることを非常に光栄に思うし、幸せです。すごく感謝しています」
「私のキャリアは長かったので、このような決定を下すのはいつだって難しいです。一日で決められないし、ずっと頭の中を駆け巡っていました。この数週間で思い切ることができました。自分の直感に耳を傾け、それが正しい決断だと思ったんです。レッドデビルズ(ベルギー代表)のアシスタントになるために、サッカーをやめる選択をしたと思われるかもしれませんが、そうではありません。完全に分けて考えていました」
選手として85キャップ(2ゴール)を刻んだが、3月には初めてコーチとしてベルギー代表の活動に参加することになる。
「少し奇妙かもしれませんね。私が慣れているものとは異なる役割ですから。だけど重要なのは、私が長い間知っている面々と会えることです。これにより、新しい役割への適応が簡単になります」
第二の人生をスタートさせるフェルマーレン。ファンに引退と感謝を伝えるインスタグラムの投稿には、世界中から労いのコメントが殺到している。
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