先月19日(日本時間)に行われたイタリア杯ラウンド16において、日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアに4-1と勝利を収めたユヴェントス。その後、セリエAでトップクラスの決定力を誇るセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチを獲得してパワーアップしたアッレグリのチームは、11日の準々決勝において、サッスオーロとの対戦へと挑む。現在リーグ戦で4位につけるユーヴェの指揮官は、14日に控える5位アタランタとの上位対決への弾みとするべく、サッスオーロ戦での勝利を目指す。
「全体的に見てチームの状態は良い。明日は、開幕当初から目標としていた大会の準々決勝へ臨む。サッスオーロは強気で向かってくると思うが、真剣に試合に向き合わなければならない。このパフォーマンスがアタランタとの直接対決への後押しとなるはずだ。我々はリーグ戦において、最後までアタランタと戦い続けることになるだろう」
「(7日の)ヴェローナ戦の勝利で盛り上がっているが、興奮はあると良いがあり過ぎてもダメだ。我々の目標はリーグ戦で4位以内を目指し、イタリア杯で可能な限り勝ち残ること。(スクデットの)夢を見るのも良いが、私は個人的に好きではない。リーグ戦では現在、上位3チームとの差が大きく離れている。明日は目標とするイタリア杯。準決勝進出を果たさなければならない」
アッレグリはヴェローナ戦においてトリデンテを採用。1トップで先発デビューを飾ったヴラホヴィッチがいきなり初得点を挙げてチームに貢献した。ユーヴェ指揮官は、セルビア代表FWの先発の可能性を問われると、自身の見解を示した。
「まだ検討しなければならない。(アルバロ)モラタか(パウロ)ディバラのどちらかが外れるかもしれないが、カイオ(ジョルジ)が先発する可能性もある。(モイーズ)キーンも左ウィングとして出場するかもしれない。ただ重要なのは、みんなが一丸となってチームプレーをすることだ。シーズンは後半戦に入った。個人記録は棚上げし、チームのためにプレーしなければならない」
続いてユーヴェ指揮官は、モラタについても言及。「モラタは技術的に優れたクオリティを持つ選手。最初の4カ月はゴールを背にしてプレーしていたが、それが最大の特徴ではない。彼はスペースにおいて破壊力を示すことができる」と分析した。
放送・配信予定
- ユヴェントス対サッスオーロ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2022年2月11日(金)日本時間5:00
- 実況:若月弘一郎
- 会場:アリアンツスタジアム
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