レアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースが、選手の減給について持論を語った。
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受け、3月から全日程がストップしているサッカー界。再開の見通しは立っておらず、放映権入札やマッチデー収入を断たれた各クラブは深刻な財政難に陥っている。
この状況を受け、ブンデスリーガ複数クラブやバルセロナ、ユヴェントスなどが一時的な選手の減給を発表。一方イングランドでは、数クラブが選手の給与カットよりも従業員の一時帰休措置を取っており、物議を醸している。先日ウェイン・ルーニーは「喜んで寄付はする。だが、なぜいきなり全選手がスケープゴートになるんだ?」と、不満を漏らしていた。
そんな中、クロースは『SWR Sport podcast』は給与カットについて持論を展開した。
「権利を放棄することは、何もないところ、またはクラブへ寄付するようなものだ。僕は全額サラリーを受け取り、それで正しいことをする方がいいと思っている。助けが必要な場所では、みんなで助け合わないと。そして、今はそういった場所がたくさんある」
また、試合がストップする期間の長さにも依存すると語った。
「多くのクラブでは、計画的な収入が欠けている。いつまで日程がストップするかにもよるね。例えば、5月に再開するのであれば、解決策は必ず見つかるだろう。だが冬までかかるのであれば、いくつかのクラブが難しくなる。そうなれば、僕らの知っているフットボールを変えてしまうだろう」
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