レアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウスは、1日のラ・リーガ第26節バルセロナ戦で決勝弾を奪い、“エル・クラシコ”の勝利に貢献した。宿敵との大一番を振り返ったヴィニシウスは「この夜を忘れることなど、絶対にできないだろう」と語り、チームを勝利に導く得点を決めたことを喜んだ。スペイン『カナル・ブルス』が伝えた。
2位のレアルと首位のバルセロナが対峙した公式戦244回目の“エル・クラシコ”は、レアルに軍配が上がった。前半こそバルセロナに主導権を握られたレアルだったが、ベルギー代表GKティボー・クルトワの好セーブなどで失点を許さず、後半の71分にヴィニシウスが会心の先制弾を奪取。終了間際にはFWマリアーノが追加点を奪って2-0の勝利を収め、バルセロナを抜き首位に浮上した。
この試合で先制弾を奪ったヴィニシウスは、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（19歳259日）の記録を抜いて19歳233日で21世紀のクラシコ最年少得点者となった。試合後、ヴィニシウスは「（ドイツ代表MF）トニ（クロース）は良いパスをくれた。ああしたプレーはいつも練習でやっている。運よくうまくいってゴールを決めることができたよ」とゴールを振り返りつつ、宿敵相手の勝利に喜びを爆発させた。
「僕は世界最高のチームでプレーしている。いつだって、ファンが幸せであることを望んでいるんだ。僕はとても幸せで、この1週間行ってきた仕事に満足しているよ。ハグと祝福をして、またここから仕事に取り組んでいきたい。今季、多くのものを勝ち取るためにね。クラシコでゴールを決めるなんて、子供が夢に見ることだよ。この夜を忘れることなど、絶対にできないだろう」
なお、伝統の一戦“エル・クラシコ”の模様は現在、DAZN（ダゾーン）で見逃し視聴が可能だ。
また、チームを勝利に導いたヴィニシウスの所属するレアルは現地時間8日、ラ・リーガ第27節でベティスと対戦する。この試合は日本時間9日5時からDAZN（ダゾーン）でライブ配信される予定となっている。
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