フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地や元日本代表MF長谷部誠の2019-20シーズンを、地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』が高く評価した。
落ち込む時期がありながらも、終盤のブンデスリーガ7試合で4勝2分け1敗と追い上げて9位で2019-20シーズンを終えたフランクフルト。『フランクフルター・ルンドシャウ』はチーム全体に「3+(プラス)」(=ドイツ式採点で「2.75」)と、及第点をやや上回ったとの評価を下した。
そして、選手たち個々については「優等生」「2列目(次点)の生徒」「最後列の生徒」「落第生」「欠席日数が多過ぎた(生徒)」「自主退学者」「休学生」という順の7段階に分けている。また、各カテゴリー内でも順位が定められた。
その中で、鎌田は4人いる「優等生」の中の3位、長谷部は7人いる「2列目(次点)の生徒」のトップに選出。それぞれ、チーム全体で見れば3位、5位の評価を得ている。
また、それぞれの寸評は以下のように綴られた。
寸評:鎌田大地
「公式戦47試合に出場して10ゴール9アシストを記録した監督お気に入りのプレーヤー。今シーズンはまるで爆発するかのように活躍。クリエイティブリーダーの彼は、チーム内で数少ないアイデア、ウイットを持つ存在であり、優れたテクニシャンでもある」
「ハイライトは(ヘルタ)ベルリンの守備を崩し、2-1につながったソロだろう。唯一の弱点は、ゴール前では足が震える(ナーバスになる)点。これほどのクオリティを備えているのだからもっと遥かにたくさんのゴールを決め切らなければいけない。新シーズンこそそれを目指してほしい。彼との契約を早めに延長するべきだ」
寸評:長谷部誠
「メトセラ(「長命者」の意)ではあるものの、まだまだ不可欠な存在。その予知能力は印象深く、サッカー選手としては高齢でありながらそのフィットネスには驚かされる。サッカーを知り尽くし、依然としてチームの戦略的頭脳、司令塔、ビルドアップを担当する」
「昨シーズンほどではなかったが、ハーゼ(長谷部のニックネームで「ウサギ」の意)も少しばかり年をとるものだ。日本でルーチン的なひざの手術を受けたようだが、練習のスタートまでには間に合うという。そうであってほしい」
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