EURO(ユーロ)2020覇者のイタリアは7日(日本時間)、UEFAネーションズリーグ準決勝において、スペインとの対戦へ臨んだ。17分、FWフェラン・トーレスのゴールで先制点を奪われると、42分にDFレオナルド・ボヌッチが2枚目のイエローカードで退場。前半アディショナルタイムには、トーレスのドッピエッタ(1試合2得点)を許すなど、10人で厳しい戦いを強いられた。
それでも83分、FWフェデリコ・キエーザが相手のミスを突いて抜け出し、MFロレンツォ・ペッレグリーニのゴールをアシストして一矢報いたが、イタリアはそのまま1-2で敗北。2018年10月のウクライナ戦から続いていた無敗記録は「37」でストップした。
キエーザは試合終了後、『Rai Sport』のインタビューに応じると、試合を振り返った。
「試合に負けただけなく、記録更新も逃してしまった。しばらくぶりの敗戦だ。負けは遅かれ早かれ、いつかはやってくるものだ。今回は、偉大な試合を見せたスペインの功績だろう。いくつかの場面において、もっと冷酷になるべきだったかもしれない。だが最終的に、相手がふさわしい勝利を収めたのだと思う」
「それでも僕らは、この敗戦で踏みとどまってはならない。次の試合へと集中し、再び勝利を収めて新たなトロフィーを持ち帰りたい」
続いてキエーザは、42分にユヴェントスの同僚ボヌッチが退場処分を受けたことに言及。主審の判定に疑問を呈した。
「ボヌッチの退場は非常に厳しいものだった。1枚目のイエローは提示されるべきではなかった。レオはキャプテンマークを巻いていたので、説明を求める権利がある。僕が見た限り、度を越していたようには思えなかった。国際試合において、これほど簡単にイエローカードが2枚提示されるのを見たのは初めてだよ」
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